くら寿司、業界初の「新AIカメラシステム」を導入!迷惑行為からの不安払拭へ
最終更新日:2024/03/13
くら寿司は、回転レーンでの迷惑行為を防ぐ「新AIカメラシステム」を全店舗で導入します。
このAIニュースのポイント
- 商品提供への不安を払拭を目指し「新AIカメラシステム」を開発
- AIカメラシステムに抗菌寿司カバーの不審な開閉を検知する機能を追加
- 今後も来店者が、回転寿司を楽しめる環境作りに努めていく方針
回転寿司チェーン「くら寿司」を運営するくら寿司株式会社は、AIテクノロジーを活用した、回転レーンでの迷惑行為を防ぐ「新AIカメラシステム」を2023年3月2日(木)より、全店舗で導入します。このシステムは回転寿司業界初の取り組みとなります。
「新AIカメラシステム」は、全店舗で導入が完了している、回転レーン上で取られた寿司皿を自動的にカウントするシステムに、回転レーンを流れる「抗菌寿司カバー」の不審な開閉を検知できる機能を拡張しました。
レーン上のAIカメラが不審な開閉を検知すると、本部でアラートが鳴り、本部担当者が直ちに該当店舗の責任者へ電話連絡をします。連絡を受けた店舗では、異常が検知された寿司皿を速やかに撤去し、来店者へ確認の声がけをします。
また、本部では、安定した店舗運営を支援する「店舗遠隔支援システム」を活用することで、迷惑行為発生時の録画映像や対応中の店舗の様子を確認でき、場合によっては、速やかな警察への通報も可能です。
現在、回転寿司を中心とした飲食店において悪質な迷惑行為が相次いでいます。また、セルフサービス形式の飲食店の利用に対し、不安を感じる顧客が増えており、外食産業全体の危機にもつながっています。
くら寿司では、「安心・安全」を確保するための工夫として、空気中のホコリやさまざまなウイルスから商品を守る「抗菌寿司カバー」など、さまざまなシステムの導入を行ってきました。
「抗菌寿司カバー」は、来店者の手や髪が意図せず商品に触れることも防止できることから、高い評価を得ていますが、この「抗菌寿司カバー」に対する迷惑行為も確認されています。
このような背景から、くら寿司は、回転レーンによる商品提供への不安を払拭し、回転寿司の文化を守るために、迷惑行為に対応するAIテクノロジーを活用した「新AIカメラシステム」を開発しました。
今後もくら寿司は、来店者が回転寿司を楽しめる環境作りに努めていく方針です。
出展:PR Wire
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