生成AI
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最終更新日:2024/09/09
鴻池組は、全役職員向けに対話型生成AIシステム「AI-こうちゃん」を導入し、社内運用を開始しました。
このニュースのポイント
株式会社鴻池組は、全役職員向けに対話型生成AIシステム「AI-こうちゃん」を導入し、社内運用を開始しました。このシステムはチャット形式の質問対応や文章生成など、幅広い業務を支援します。
「AI-こうちゃん」は、アマゾンウェブサービスの「Amazon Bedrock」を基盤に開発されており、各種実装を一から構築するのではなく、公開されている内容を活用することにより、構想から約5か月で導入が完了しました。さらに、安全性とプライバシー保護のために、入力内容がモデルに学習されない仕組みが採用されています。
「AI-こうちゃん」には、チャット形式で対話できるフリートーク機能に加え、事前登録した社内文書を利用した回答作成や文章の再構築、要約、校正、翻訳などのテンプレート機能も備わっており、社内文書の活用と業務の効率化が期待されます。
また、トーク履歴のシェア機能により個人の活用事例を他者と共有できることも特徴です。
「AI-こうちゃん」の導入に際して、鴻池組の全役職員は必須でe-ラーニングを受講します。このe-ラーニングプログラムでは、対話型生成AIシステムの基礎知識や注意点を学び、適切な利用法について教育を行っています。
今後、鴻池組は、全役職員の意見を取り入れつつ「AI-こうちゃん」の機能改善や文書の追加・拡充を進め、業務改善を図るとともに、社内での対話型生成AIシステムの活用に向けて勉強会や情報発信を行い、AI利用の幅を広げて業務効率化を目指していきます。
出典:PR TIMES
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