生成AI

最終更新日:2023/12/21
愛知県春日井市はAIを活用したオンラインタウンミーティングの実証実験を9月30日まで行います。市政について意見交換を行うとともに、より市民が参画しやすい仕組みづくりを行うことを目的として、意見集約・議論の合意形成を支援する「D-Agree」が採用されました。
このAIニュースのポイント
愛知県春日井市はAGREEBIT株式会社が提供する、AIファシリテート技術でリアルタイムにオンライン上で議論や意見集約ができ、合意形成支援をする世界的に見ても唯一となるSaaSサービス『D-Agree(ディー・アグリー)』を活用し、オンライン上で活発な意見交換と合意形成に向けた実証実験を令和3年9月30日まで行います。
春日井市の情報発信方法や、これからの行政手続きのあり方などのテーマを設定し、オンライン上で語りあってもらう場を期間限定で開設。
従来のタウンミーティングでは、時間や場所の都合で行けなかった人に参加してもらうことや、オンラインだと議論が活発にならないことや合意形成が進まないことがある、といった課題に対して 、『D-Agree』が持つAIファシリテーション機能活用を活用して、オンライン上での活発な意見交換と合意形成の有効性を検証します。
D-Agreeは国内初、世界的にも唯一となる、AIによるファシリテーション支援を実現した、インターネット上の議論・合意形成支援をするオンラインプラットフォームです。
AI・集合知研究において国際的権威者である伊藤孝行(京都大学大学院情報学研究科教授、情報処理学会フェロー等)研究室の研究成果をもとに開発。国際特許(国際出願番号 PCT/JP2019/31183)を取得しています。
人工知能が自動的に議論のファシリテーションを行うため、時間の制約を受けずに、大規模な意見集約が可能になります。またAIによる議論炎上防止フィルターがリスクマネジメントを行います。集まった意見は、AIにより解析され、議論内容の抽出、構造化、分析が行われ、さらに議論を深めることができます。
春日井市企画政策部デジタル推進課の担当者は「多人数が時間や場所にとらわれずオンライン上に意見を言える場を設けることで、意見集約の新しい手段となること」を期待しています。
また、「AIのファシリテーション機能により参加者が互いの意見を尊重しつつ合意形成がされ るなどの効果が確認できれば、今後施策や事業の形成過程におけるタウンミーティングなど の活用も検討していきたい」とコメントしました。
出典:PR TIMES
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