生成AI

最終更新日:2024/03/06
JAXAは一般競争入札「2022年度機械学習を活用したロボット操作の自律化検討・試作等」において、エクサウィザーズの模倣学習・予想学習技術を採用しました。
このAIニュースのポイント
国立研究開発法人 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は一般競争入札「2022年度機械学習を活用したロボット操作の自律化検討・試作等」において、株式会社エクサウィザーズの模倣学習・予想学習技術が採用しました。
エクサヴィーズはAIを利活用したサービスによる社会課題解決に取り組んでいます。
これまで、対象物の画像データ、シミュレータ生成データ等の、様々なデータを活用して工程の自動化・最適化を可能にする、マルチーモーダルなロボットAIソリューション「exaBase ロボティクス」の提供を通じて、不定型作業を含む様々な工程の自動化・最適化を支援してきました。
有人宇宙活動をより持続的かつ効率的に進めるためには、危険を伴う作業や定型作業を自動・自律化することで、人手を伴う作業をより高度で創造的なものに充てる必要があります。
しかし、同活動における物品の運搬作業は繰り返し作業が中心ではあるものの、現在運用されている国際宇宙ステーションで取り扱っている物品の運搬作業においては、カメラやセンサーなどのさまざまな種類のデータを元に高度な判断を行い、複数タスクをこなすマルチモーダルなAIが必須です。
加えて、ソフトバッグにおけるファスナの開閉など、不定形作業に対応できる高度な模倣学習・予想学習技術が期待されています。
今回エクサヴィーズの模倣学習・予想学習技術が採用された、JAXAの研究開発契約「2022年度機械学習を活用したロボット操作の自律化検討・試作等」では、エクサウィザーズがこれまでのロボットAI開発により培った経験と技術を活用します。
そして、物資輸送用バッグの操作に対して、模倣学習等の手法を用いたソフトウェアの試作および実機におけるデモンストレーションを行います。
これにより、通信遅延やリソースの制約が想定される有人宇宙拠点への適用を想定したロボットによる操作作業の自律化検討を行うことができます。
エクサウィザーズは今後も、マルチモーダルなロボットAI開発における経験と実績を活かしながら、模倣学習・予想学習技術の実用化開発に取り組み、持続可能な宇宙産業の発展に貢献していくということです。
出典:PR TIMES
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