生成AI

最終更新日:2025/02/03
JALカードとNTTデータは、生成AIを用いたマーケティング施策の実証実験を実施し、ダイレクトメールの購買率が従来より3.0%向上したと発表しました。
このニュースのポイント
株式会社ジャルカードと株式会社NTTデータは、生成AIを用いたマーケティング施策の実証実験を実施。その結果、ダイレクトメールの購買率が従来より3.0%向上したことを確認しました。実験では、NTTデータの生成AI「LITRON MAS」を使用し、JALカードの利用データからAIバーチャル顧客を作成し、彼らの情報を基にマーケティング施策の示唆を抽出しました。
JALカードは、テクノロジーの進化に合わせて会員とのコミュニケーションを最適化し、顧客サービスを向上させる取り組みを進めています。2023年からはNTTデータと連携し、生成AIを活用した実証実験を実施しました。
実証実験では、JALカードの顧客データを元にカードの利用傾向が似ているグループを作成。グループごとの特徴から各クラスタのペルソナを作成し、複数のペルソナ同士がLITRON MAS上で設定したテーマに関して、グループディスカッションを行い、テーマに対する示唆を生成しました。得られた示唆に即して、マーケティング施策を実施した結果、従来のターゲットに比べて購買率が3%向上しました。
実験は2024年から2025年にかけて続けられ、生成AIの有用性が確認されれば、異業種との提携によるビジネス展開も検討される予定です。両社は今後も実証を続け、生成AIのマーケティングへの応用可能性を模索します。
出典:PR TIMES
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