IVRy、シリーズCラウンドで30億円の資金調達を実施。累計調達額は49.5億円に
最終更新日:2024/06/10
IVRyは、第三者割当増資により総額30億円の資金調達を実施しました。今回の調達により累計資金調達額は49.5億円となりました。
このAIニュースのポイント
- IVRyが、第三者割当増資により総額30億円の資金調達を実施。累計資金調達額は49.5億円に
- 「IVRy」を提供し、業務効率化と生産性向上をサポート。取り組みの一環としてLLMを活用した音声対話AIの機能開発にも注力
- 調達された資金は、R&D人材をはじめとした採用強化やマーケティング・セールスに活用予定
株式会社IVRyは、ALL STAR SAAS FUNDをリード投資家として、既存株主、新規投資家を引受先とした第三者割当増資により、総額30億円の資金調達を実施しました。今回の調達により累計資金調達額は49.5億円となりました。
IVRyは対話型音声AI SaaSの「IVRy」を提供し、大手から中小企業と、幅広い企業の業務効率化と生産性向上に貢献しています。例えば、24時間365日体制で飲食店の予約受付を無人対応にする電話業務の自動化など、AIによる電話代行を軸としたプロダクトを展開してきました。
IVRyは、取り組みの一環として、大規模言語モデル(LLM)を活用した音声対話AIの機能開発に注力しています。今後、LLMの能力を制御し向上させる効果的な手段として、海外で主流になりつつある様々なAI機能を組み合わせた複合AIシステム(コンパウンドAIシステム)を構築し、SaaSとして提供していきます。
コンパウンドAIシステムと、これまで蓄積してきた電話の音声データを組み合わせた「音声コンパウンドAIシステム基盤」を提供することで、通話データを文字化し様々なインターフェースでの受け取り可能にしたり、電話での自動予約・注文を実現していきます。
今回調達された資金は、「音声コンパウンドAIシステム基盤」を実現するためのAI技術を中心としたR&D人材や、ビジネス・組織体制強化のための人材採用強化、マーケティングやセールス費用に活用される予定です。
出典:PR TIMES
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