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最終更新日:2022/08/08
特許評価調査AIで知財DX推進
アイ・ピー・ファインは、研究・開発部門向けの知財グループウェア「THE調査力AI」に評価済特許の妥当性を診断する「評価品質自動検証」機能を搭載しました。過去に調査済みの特許を指定するだけで調査可能で、特許評価の品質向上を実現します。
このAIニュースのポイント
アイ・ピー・ファイン株式会社は、研究・開発部門向けの知財グループウェア「THE調査力AI」に評価済特許の妥当性を診断する「評価品質自動検証」機能を2022年4月25日から搭載しました。「THE調査力AI」は時間や場所に拘束されずに知財業務を共有できるR&D知財向けのグループウェアです。
技術開発や製品開発における第三者権利の侵害調査では調査漏れや誤評価は許されず、検索した特許公報全件を人手によりくまなく目を通し評価が行われます。評価後、再度見直しを行うことが望ましいですが、件数が膨大で負担が大きいため現状として見直しは行われないケースがほとんどです。
「評価品質自動検証」は調査が終了したすべての特許を指定するだけで、k分割交差検証法が自動実行され、AI判定から混同行列による判定精度の集計までを自動化します。
社内で関連特許として評価されたものがAIではノイズ判定となったもの、また社内でノイズ評価したものがAIでは高順位で関連特許を示唆する判定がでたものがリストアップされます。「THE調査力AI」の特許表示機能との連係により手間なく内容確認が可能です。
評価担当者の経験の相違、中途交代や評価基準の変更などによる“評価ブレ”や“誤評価”また“評価漏れ”を簡単に再確認することで特許評価の品質向上が期待できます。今回の新機能リリースの他、新着公報SDI定期調査の自動化機能、AI活用ノウハウの確立で知財業務にAI活用が現実のものになってきています。
出典:@Press
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