生成AI

最終更新日:2025/12/01
生成AIの登場から数年が経ち、企業の関心は「AIをどう導入するか」というフェーズから、「AIでいかにビジネスを変革し、競争力を高めるか」へと急速にシフトしています。
そんな中、スマートキャンプ株式会社は、2025年12月3日(水)〜4日(木)の2日間、完全オンライン形式のカンファレンスイベント「AI BUSINESS CONFERENCE 2025 冬」を開催します。
前回、1,800名以上が熱狂した夏展を経て、今回はオンラインへ舞台を移し、世界最先端の「AIエージェント」や「ガバナンス」など、ビジネスの核心に迫るテーマを展開します。
今回は、主催者であるスマートキャンプの岡本氏・稲葉氏にインタビューを実施し、開催にかける思いや注目のカンファレンス、そして「今、このイベントに参加すべき理由」についてお話いただきました。

左:イベント事業ディビジョン マーケティンググループ グループマネージャー 岡本 健氏
右:イベント事業ディビジョン マーケティンググループ 稲葉 知弥氏
――本日はよろしくお願いいたします。まず、今回の「AI BUSINESS CONFERENCE 2025 冬」開催の背景について教えてください。
――岡本氏
今やAI活用はもはや選択肢ではなく、ビジネスの必須要件となりました。AIエージェント時代の到来を前に、業種や業界、さらには業務の種類を問わず、あらゆるビジネスシーンでAI活用が求められています。
しかし、「具体的な利用法がわからない」「AIの導入自体が目的化してしまっている」「ROIが見えず投資判断ができない」といった課題を抱える企業も少なくありません。
そういった悩みを持つ皆様に向けて、最新トレンドや成功・失敗事例など、ビジネスシーンにおける実践的なAI活用ノウハウを学び、明日から実践できる具体的な一歩を見つけ、真のビジネス価値創造へと繋げていただくために本イベントを企画いたしました。
業界の第一線で活躍するトップランナーの講演を通じて、参加者の皆さまが自社のAI戦略を再考し、次の一歩を踏み出すきっかけとなる場となることを目指しています。
――オンラインイベントは過去にも開催されているのでしょうか。
――岡本氏
はい。当社は2020年12月に初めてオンラインイベントを開催しました。コロナ禍直前から開催をしており、これまで約5〜6年にわたり継続してきました。おかげさまで、これまでの総来場者数は9万人を超えています。
長年培ってきた運営ノウハウがあるからこそ、単なるウェビナーの配信にとどまらず、参加者と出展企業がしっかりと繋がれる、価値ある場を提供できると自負しています。
――先駆けてオンラインイベントを開催されてきたのですね。一方で、前回の夏展はオフラインで開催されてましたが、今回「オンライン開催」を選ばれた理由は何でしょうか。
――岡本氏
前回の2025年夏開催はリアル会場での実施で、1,800名を超える方々にお申込みいただくなど大好評をいただきましたが、物理的なハードルがあり、遠方の方にご参加いただくのが難しい側面がありました。冬開催はオンライン開催とすることで、遠方の方でも気軽にご参加いただけます。
実際、現時点での申込状況を見ても、地方の企業からの関心も非常に高まっていると感じています。
――場所を選ばず参加できるという点は、多くの企業にとって大きなメリットになりますね。全国規模でAI活用の熱が高まるきっかけになりそうです。
――今回の「冬開催」で特に注目してほしいテーマやキーワードをお聞かせください。
――岡本氏
今回は特に、「ビジネスにおけるAI活用」と「価値創造のためのAI活用」に注目してください。
これまでのAI活用は、社内の「業務効率化」が中心でした。しかしこれからは、AIは単なる業務効率化のツールではなく、ビジネスの価値を共に生み出す“パートナー”としての活用が求められています。
では、価値創出につながるAI活用とはどのようなものなのか。本イベントでは、業界のトップランナーが「AI×〇〇」をテーマに多数登壇し、最前線の事例や考え方を共有します。この機会に、貴社のビジネスに新たな価値をもたらすAI活用のヒントをぜひお持ち帰りください。
――価値創出につながる具体的なAI活用について知れるイベントなのですね。オンライン開催だからこそ実現できたポイントはありますか。
――岡本氏
「世界水準の知見」が集結した点です。今回はオンラインという特性を活かし、外資系企業の登壇や出展が非常に充実しています。例えば、GoogleやMicrosoftといったグローバルテック企業に加え、現在、注目されているAI検索エンジンを提供するGenspark(ジェンスパーク)など、海外の先進企業の「今後の世界観」や「展望」を直接聞くことができます。日本国内の事例だけでなく、世界がどこに向かっているのかを知ることで、自社の長期的なAI戦略を描くヒントが得られるはずです。
――稲葉氏
また、当社独自のプラットフォーム「BOXIL EVENT CLOUD」を活用することで、セミナー視聴しながら登録いただいた資料のダウンロードが可能です。開催当日を待たずに、チャット機能を用いて気になった出展企業と双方向でのやり取りができるため、「イベント開催前から動き出せる」体験を提供しています。
――世界の最先端を知るだけでなく、プラットフォームを活用してすぐにアクションまで繋げられるというのは、オンラインならではの非常に濃密な体験になりそうですね。
――今回のイベントはカンファレンスがメインのイベントだと思いますが、プログラムの中で、特に注目してほしいセッションやキーノートスピーカーを教えていただきたいです。
――稲葉氏
すべてのセッションに注目いただきたいのが本音ではございますが、企業セミナーと基調講演それぞれでご紹介させていただければと思います。
【企業講演】
躍進のAIエージェント Genspark COO登壇!
Future of Work with Agentic AI: Real World Stories from Genspark.ai
Genspark.ai
AIエージェントの注目企業であるGensparkに登壇いただきます。AIエージェントがどのように日々の業務を変えるのか、その実態についてお話しいただきます。また、本イベントにて世界初公開の新機能についてもお話いただきます。この機会にぜひご参加ください。
――稲葉氏
【基調講演】
ロート製薬CXOとSalesforce社が語る AI時代の営業戦略~競合に勝ち続ける営業組織とは~
ロート製薬株式会社の山中様とセールスフォース・ジャパンの植松様をお迎えし、AI時代の営業戦略についてお話いただきます。AIが台頭してきたことにより組織の変革が起こっています。それはもちろん営業現場でもおきており、営業がAIを使うことによってどのように変化するのか。また、データの活用など次世代の営業組織の構築についてお話いただきます。
――他にも、出展社による「ピッチコンテンツ」も用意されているとお伺いしております。

――稲葉氏
短時間で効率よくサービス比較ができる「ピッチコンテンツ」をご用意しました。
今回は以下の3つのテーマで、合計9社の企業が登壇します。
各社5分程度で自社サービスの強みをプレゼンテーションする「ピッチ形式」なので、30分ほどの枠で複数のサービスを一気に比較検討できます。忙しいビジネスパーソンにこそ活用していただきたいコンテンツです。
――「AIエージェント」や「営業変革」といった最先端の知見を深められるだけでなく、ピッチコンテンツを通じて具体的なソリューションの比較検討までできるとは、非常に充実したプログラムですね。戦略のアップデートから実務への落とし込みまで、この2日間で一気に加速できそうです。
――今回のイベントにご参加されるユーザー企業にはどういった業界・職種の方が多いのでしょうか。また、来場者が本イベントを通して得られる価値や学びについてお聞かせください。
――稲葉氏
前回東京で実施した際は、およそ10業種から、約1,800名の方にお申込みいただきました。ポジションとしては経営者や経営者に準じる立場の方、事業責任者、情報システム部門、経営企画部門のリーダーなど、AI活用を推進する立場の方が多いですが、実践的な内容も多く用意しているので、現場ですぐに活用したい方々にもおすすめです。
今回は講演テーマとして「事業開発」「ガバナンス」「データ活用」など多様な観点からAIを取り上げます。
・AIを使いたいがどのように活用すればよいかイメージが湧かない
・ガバナンスなどAIの活用方法について危機感や不安を少し感じている
といった課題や不安をお持ちの方にも、本イベントを通じてそのヒントや解決策を見つけていただけるはずです。気になるテーマがあれば積極的にご参加ください。
──多くの企業が課題に感じる「AIガバナンス」についてはどのようなセッションがあるのでしょうか。
――稲葉氏
「情報漏洩が怖い」「どこまでAIに任せていいかわからない」といった不安から、AI活用に踏み出せない企業様は少なくありません。そこで今回は、弁護士の三部様をお招きし、「ビジネスを加速させるためのAIガバナンス」についてお話しいただきます。
ガバナンスというと「ブレーキ」や「制限」のように思われがちですが、本来は「ビジネスを安全に進めるためのガードレール」です。「ここまではやっていい」というルールが明確になることで、迷いなくアクセルを踏めるようになります。
「ガバナンスはビジネスを停滞させるものではなく、むしろ加速させるもの」という新しい視点を、ぜひ持ち帰っていただきたいですね。
――最後に、イベントとしての今後の展望と、参加者へのメッセージをお願いします。

――岡本氏
AIに関する技術は日々めざましい進歩を遂げており、特にマルチモーダルAIやAIエージェントの実務適用が急速に進んでいます。現状はアシスタントとして利用されているケースがほとんどですが、エージェントとして自律的に業務を遂行する未来もそう遠くありません。
また、今後のビジネスにおいて、AI技術や新しいソリューションは爆発的に増えていきます。私たちは、そうした情報の「仕入先」を増やすだけでなく、情報の「最大化」と「最適化」を支援していきたいと考えています 。 参加者の皆様が抱える顕在的な課題はもちろん、まだ気づいていない「潜在的な課題」に対しても、「これだ!」と思える最適なソリューションと出会える場を提供し続けること。それが私たちのミッションです。
私は、デジタル技術がビジネスに与えた以上のインパクトを、「AI」が持っていると確信しております。単なるツール提供ではなく、お客様のビジネス課題に寄り添い、AI活用による価値創造を共に実現するパートナーとして貢献してまいります。
激しく移り変わる環境において、最新のAI技術動向を捉えたノウハウとソリューションを提供し続けます。皆様のご参加を心よりお待ちしております。
――稲葉氏
すでに2,000名を超える方にお申し込みをいただいており、開催に向けて熱気が高まっています 。経営者層の方はもちろん、現場で推進を担う方、「AIを使いたいけどイメージが湧かない」という方にこそ、ぜひ参加していただきたいです。 明日からの仕事で使える具体的なヒントや、自社のビジネスを進化させるきっかけが必ず見つかるはずです。ぜひ、オンラインの会場でお会いしましょう。
――本日はありがとうございました。AIという強力なテクノロジーを前に、単なる情報の提供にとどまらず、企業の「潜在的な課題」まで見据えて伴走される姿勢は、参加者にとって非常に心強いですね。すでに2,000名を超える方が注目している本イベントが、多くの企業にとって「価値創造」への大きな一歩となることを期待しています。
「AI BUSINESS CONFERENCE 2025 冬」は、ビジネスにおけるAI活用を「業務効率化」から「価値創造」へと昇華させるためのヒントが詰まった、完全オンライン形式のカンファレンスです。
注目の「AIエージェント」領域で躍進するGensparkによる世界初公開機能の発表や、ロート製薬とセールスフォース・ジャパンによるAI時代の営業組織論など、トップランナーによる実践的なセッションは必見です。
「AI導入のROIが見えない」「具体的な活用イメージが湧かない」といった課題を持つ経営層から現場の推進担当者まで、明日からのビジネスに直結する学びが得られる2日間となるでしょう。今回は完全オンライン開催のため、全国どこからでも気軽に参加可能です。参加費は無料ですので、ぜひ事前登録のうえ、自社のビジネスを進化させる「次の一歩」を見つけてみてはいかがでしょうか。
AI BUSINESS CONFERENCE 2025 冬
開催日:2025年12月3日(水)〜4日(木)
開催場所:オンライン
参加対象者:業務効率化や競争力向上のためのAI活用に興味・関心のある方
参加条件:無料/申し込み制
主催:スマートキャンプ株式会社
公式サイト:AI BUSINESS CONFERENCE 2025 冬
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