HEROZ、「AIさくらさん」のティファナ・ドットコムと株式譲渡契約を締結。7.3億円で買収
最終更新日:2024/04/30
HEROZは、AIチャットボット「AIさくらさん」を提供するティファナ・ドットコムと株式譲渡契約を締結。7.3億円で買収し、子会社化しました。
このAIニュースのポイント
- HEROZがティファナ・ドットコムの株式の取得を行い、子会社化へ
- ティファナ・ドットコムのAI技術力とHEROZの知見やプロダクトが相互補完し、LLMの社会実装を強化
- AIによるビジネスモデルの変革をAIトランスフォーメーション(AIX)と呼称し、研究開発とSaaSの展開を推進
HEROZ株式会社は3月19日(火)、株式会社ティファナ・ドットコムの発行株式4,000株を7億3000万円で取得し、連結子会社化しました。株式譲渡契約を締結しました。ティファナ・ドットコムと相互に、AI実装のノウハウや技術力、それぞれのプロダクトを活用することで、LLMの社会実装と活用をより加速させることを目的としています。
この度子会社化されたティファナ・ドットコムは、法人向けAIを用いてDXソリューションの開発・販売事業を行うAI事業、及びWebサイトの構築や設計を行うWeb制作事業を展開しています。
提供サービス「AIさくらさん」は、ChatGPTや画像生成AIなど最新のAI技術を搭載し、アバターを通じた接客や受付の他にも、社内ヘルプデスクや受付対応、企業の業務改善など、企業のニーズに合った様々なシリーズを展開し、各社に適したサービスを通じて顧客の業務自動化に貢献しています。
直近の業績は、2023年2月期売上が4億2,300万円で、営業利益 △1億400万円、経常利益 △9,600万円、純利益 △9,900万円と減収していますが、譲渡に伴う一部見込み額調整後の実質的な営業利益は2100万円となり、事業の実質的な損益は黒字で推移しています。
HEROZは、LLMを含む先端AI技術の普及が進み、各業界で起こる業務プロセスやビジネスモデルの変革を「AIトランスフォーメーション(AIX)」と捉えており、LLMを事業戦略の軸に据え、生成AIに関する積極的な研究開発や、LLMを活用したSaaS 型サービスの展開を推進しています。
その一方で、日本のビジネス現場でのLLMへの信頼不足や活用イメージが湧きづらいといった声もあり、LLMの情報精度とセキュリティを向上し、日本企業向けの使いやすさを重視した改善を急務と考えています。
こうした中でHEROZは、ティファナ・ドットコムの、AIやチャットボット実装におけるノウハウや技術力と、HEROZの各産業におけるAIソリューション実装のノウハウや、LLMのビジネスシーンでの使用に特化した知見とプロダクトを相互に活用する事で、社会やビジネスの現場におけるにおけるLLMの実装、及び活用をより加速させ、AIXをさらに推進させるべく、ティファナ・ドットコムの株式の取得を行い、子会社化する事を決定しました。
出典:PR TIMES
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