長谷工とテクトムが、新しいLLM-AIシステムの共同研究開発に着手。設計者のデータ入力・チェック作業の50%削減を目指す
最終更新日:2024/08/05
長谷工コーポレーションは、テクトムと共同で新しいLLM‐AIシステムの研究開発を開始しました。自動設計機能の構築を段階的に進めることで、設計者のデータ入力や図面チェックなどに要する時間の50%削減を目指します。
このニュースのポイント
- 「長谷工版BIM」と「Tektome」を統合した新しいLLM-AIシステムの研究開発を共同で開始
- 2024年に第一段階として「長谷工版BIM」の統合データベースを構築し、次に設計仕様データをもとにした品質チェック
- 最後に言語指示による自動設計機能を使い、設計者のデータ入力、および図面チェックに要する時間を50%削減。段階的に構築を進め生産性向上を目指す
株式会社長谷工コーポレーションは、建築設計業務のAIソリューション企業である株式会社テクトムと協力し「長谷工版BIM」と、AIプラットフォーム「Tektome」を統合した新しいLLM-AIシステムの研究開発を開始しました。
本システムの構築により、AIが作業を担い人の仕事を効率化する環境が整備されます。段階的に研究開発を進め、言語指示による自動設計機能を使い、設計者のデータ入力、および図面チェックに要する時間の50%削減し、生産性向上を目指します。
2024年に第一段階として「長谷工版BIM」の統合データベースを構築。次いで設計仕様データをもとにした品質チェックを行い、最後に言語指示による自動設計を行います。
「長谷工版BIM」を用いたマンション特化の3次元建物モデルにより、設計情報の一元管理で品質と生産性が向上し、情報の可視化で意思決定が迅速化され、各種図面や積算、シミュレーションとの連動で多角的な設計が可能になります。
長谷工コーポレーションは「将来の成長に向けた取り組みとしてDXの具現化に向けた投資を進めており、引き続きマンション事業全体で効率化による生産性の向上と働き方改革を実現してまいります」とコメントしています。
出典:PR TIMES
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