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Google、AIエージェントを誰でも作成可能な「Google Workspace Studio」の提供を開始

最終更新日:2025/12/05

Google Workspace Studio提供開始

Googleは、Google Workspace上でAIエージェントの設計、管理、共有ができる「Google Workspace Studio」の一般提供を開始しました。本機能は、今後数週間にかけて法人向けに展開されます。

このニュースのポイント

  • AIエージェントの設計、管理、共有ができる「Google Workspace Studio」一般提供開始
  • Gemini 3の推論能力とマルチモーダル性能を活用し、Google Workspaceに深く統合
  • エージェントはWorkspaceアプリと連携し、業務のあらゆるコンテキストを把握可能

米Google社は、Google Workspace上でAIエージェントの設計、管理、共有ができる「Google Workspace Studio」の一般提供を開始しました。

「Google Workspace Studio」は、Gemini 3の推論能力とマルチモーダル性能を活用し、Google Workspaceに深く統合されたAI自動化環境です。これにより、コーディングや専門的な構文を一切必要とせず、日常業務を自動化するエージェントを誰でも数分で作成できるようになります。

従来の自動化ロジックは、厳格なルールや条件分岐、コーディングスキルに依存していましたが、Workspaceのエージェントはより強力で柔軟になるように設計されています。

またエージェントは、Gmailやドライブ、ChatなどのWorkspaceアプリと連携しているため、業務のあらゆるコンテキストを把握します。これにより、会社の方針やプロセスに沿ったサポートを提供しつつ、ユーザーごとにパーソナライズされたコンテンツを生成できます。

作成されたエージェントは、事前に構築されたステップやアクションを使用することでAsanaやJira、Mailchimp、Salesforceなどのエンタープライズアプリやプラットフォームに接続できるなど拡張性を備えています。

より技術的なユーザーは、高度な機能を利用可能です。Apps Scriptの「カスタムステップ」を使用すれば、ビジネスニーズに合わせてエージェントを調整し、Vertexを介した社内ツールやADKエージェント、独自モデルなどと統合することができます。

Geminiの最新機能を先行提供するGemini Alphaプログラムに参加している企業は、すでにWorkspace Studioを使用しており、ステータスレポートの自動化やリマインダーのカスタマイズなど、過去30日間で 2,000 万件を超えるタスクがサポートされています。

Googleは、「Workspace Studio」を使用すると、コーディングや特殊な構文を必要とせず、数分でエージェントを構築して、単純なタスクから複雑なワークフローまで、日常業務を自動化できるとコメントしています。

出典:Google

AIsmiley編集部

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