生成AI

最終更新日:2024/02/13
Googleは、新しい画像生成AIツール「ImageFX」をリリース。さらに既存の生成 AI 作成ツール「MusicFX」「TextFX」のアップデートも発表しました。
このAIニュースのポイント
米Googleは2月1日、Google DeepMindによる画像生成AI「Imagen 2」を搭載した新しい画像生成ツール「ImageFX」をリリースしました。また、既存の生成AIツール「MusicFX」と「TextFX」の改良も発表。現在対応言語は英語のみで、米国、ニュージーランド、ケニア、オーストラリアで利用できます。
「ImageFX」は、簡単なテキストプロンプトを使用して画像を作成できる新しいツールです。ユーザーインターフェースに「expressive chip」が使われており、イメージのバリエーション候補から選択することで、自分の作品やアイデアの隣接する次元を試すことができます。例えば、写真画像から「手描き」「抽象画風」「印象派風」などへAIが高速に画像生成を切り替えて実行します。
「MusicFX」は、昨年リリースされた「MusicLM」のアップグレード版です。今回のアップデートで、最大70秒の短い歌や音楽ループを作成し、表情豊かな音楽を高品質かつ高速に生成可能です。
「TextFX」は、作家や作詞家、ライターなどのための実験的なツールとして昨年開発されたもので、ラップアーティスト兼レコードプロデューサーであるLupe Fiascoとの共同制作の生成AIです。今回、AIモデル内のユーザーエクスペリエンスとナビゲーションが強化されました。
Googleは、不適切なコンテンツの生成を制限するための技術的なガードレールの追加やフィルターを適用して画像生成リスクを軽減したりなど、トレーニングデータの安全性に多大な投資を行っています。
さらに「ImageFX」および「MusicFX」で生成されたものは、Google DeepMindの電子透かし「SynthID」が埋め込まれ、AIで生成したことが分かるようになっており、モデルの安全性とプライバシー保護を向上させています。
出典:Google
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