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最終更新日:2025/05/30
Genspark Super Agentとは?
対話型AIを業務に活用して効率化したいけれど、ハルシネーションの可能性やファクトチェックができないことを考えて様子を見ている人はいませんか?
正確性を重んじる業務においては、生成AIの導入を積極的に進めたくても現状の機能ではなかなか難しいと考える人も少なくないのではないでしょうか。
この記事ではそんな人に知ってほしい、Genspark Super Agentについて詳しく解説します。

Genspark Super Agentとは、MainFunc社が2024年6月に発表した日本語対応のAIエージェントです。
GensparkというAI内に搭載されており、他のエージェントと連携しながら使うこともできます。
Genspark Super Agentには、以下の3つの特徴があります。
| 項目 | 概要 |
| 高速 | 検索やチャットと同じレベルの、ほぼ瞬時の応答を実現 |
| 信頼性 | 実行中のエラーやハルシネーション(AIの事実誤認)が大幅に少ない |
| 操作性 | ユーザーが出力結果を細かく調整・指示でき、ニーズにぴったり合うように仕上げられる |
Genspark Super Agentは正確性を重んじ、柔軟に出力をカスタマイズして対話型AIを活用したい人におすすめです。
参考:MainFunc「Genspark Super Agentの紹介」

Genspark Super Agentでできることを2つにわけてご紹介します。
Gensparkでは、ユーザーのニーズに応じて「エージェント」を自動で呼び出すことが可能です。
エージェントとは1つ1つが異なる専門性を持つAIモデルやツールを指し、以下のような種類があります。
| 分類 | 項目 | 概要 |
| 高度なエージェント | Genspark Super Agent |
|
| ディープリサーチエージェント |
|
|
| 通話代行 |
|
|
| ファクトチェックエージェント |
|
|
| データテーブルエージェント |
|
|
| 基本エージェント | AIチャット |
|
| イメージスタジオ |
|
|
| ビデオ生成 |
|
|
| 翻訳 |
|
それぞれの専用画面を持つエージェントは単体で使うこともできれば、Genspark Super Agentの画面に呼び出して使うこともできます。
この仕組みをGenspark Mixture-of-Agents (MoA)と呼びます。
MoAにおいてはエージェントがそれぞれの専門性を発揮することで、ユーザーに高精度で信頼性の高いアウトプットをもたらしているのです。
Genspark Super AgentではMoAの仕組みを活用してユーザーへの回答を生成するため、回答の内容は高精度で信頼性の高いものとなります。
MoAは以下の仕組みで回答を生成しています。
| 項目 | 概要 |
| コレクティブインサイト(Collective Insight) |
|
| リフレクション&リファインメント(Reflection & Refinement) |
|
| 信頼できる出力(Reliable Output) |
|
専門性の高いエージェントたちが協力して1つの回答をまとめ上げるため、Genspark Super Agentの回答は高品質で信頼性の高いものとなるのです。
参考:MainFunc「世界初のMixture-of-Agents(MoA)システムの導入」
Genspark Super Agentは単体でも使えますが、Gensparkの他のエージェントも呼び出して使用することができます。
Genspark Super Agent本体と、Gensparkの基本エージェントである「イメージスタジオ」「エージェント動画生成」「ディープリサーチ」の3つの使い方をご紹介します。

画像出典:Genspark公式ホームページ
Genspark Super Agentを単体で使う場合の操作手順は以下の通りです。
ChatGPTやGeminiなどに入力する長文のプロンプトや、話し言葉を入力するとうまく反応しない場合があるため、Google検索で用いる時のようなキーワードを入力するのがおすすめです。
Genspark Super Agentでイメージスタジオを呼び出して使う手順は以下の通りです。

画像出典:Genspark公式ホームページ

画像出典:Genspark公式ホームページ
Genspark Super Agentの使い方からそれほど大きく変化するわけではないため、手順を確認しながらやってみましょう。
Genspark Super Agentでエージェント動画生成を呼び出して使う手順は次の通りです。

画像出典:Genspark公式ホームページ
イメージスタジオとほぼ同じ手順になるため、確認しながら動画を生成してみましょう。
Genspark Super Agentでディープリサーチを呼び出して使う手順は次の通りです。

画像出典:Genspark公式ホームページ
エージェントが深く考えて情報をリサーチし、幅広い結果をまとめるため時間がかかるのを覚えておきましょう。
Genspark Super Agentには2つの料金プランがあり、できることには以下のような違いがあります。
| 比較項目 | 無料プラン | Plusプラン |
| 月払い料金 | ¥0(初回ログイン時に200クレジット、また毎日200クレジットが付与) | 月額約4,000円 |
| 年払い料金 | ー | 月額約3,200円 |
| 支払い方法 | ー | クレジットカードまたはPayPal |
| 検索機能 | 無制限 | 無制限 |
| エージェント | 限定されたエージェントのみにアクセスできる | すべてのエージェントに優先的にアクセスできる |
| モデル | 高度なモデルの利用には制限がある | FLUXやKlingなどの先進生成モデルが使い放題 |
| 処理上限 | 制限あり | より多くのプロジェクトが手掛けられる |
また一時的に多く使いたい場合、月額契約なしで10,000クレジットが19.99ドル(利用期間は3か月間)というクレジットパックも利用できます。
まずは無料プランでお試し利用をしてみてから、自分の使いたい回数や期間に応じてPlusプランかクレジットパックのいずれかを選ぶとよいでしょう。
Gensparkの安全性について、「情報の収集」「情報の利用と共有」「データの保持」の3つの観点からご紹介します。
Gensparkは、プライバシーポリシーで収集する情報と収集しない情報を以下のように示しています。
| 区分 | 内容 |
| 収集する情報 |
|
| 収集しない情報 |
|
Gensparkでは上記の内容がプライバシーポリシーに明記されているため、もし「収集する情報」に自分の収集されたくない情報が含まれている場合は、利用を避けることができるのです。
Gensparkではプライバシーポリシーで、以下の場合に情報の利用や共有をすると定めています。
| 区分 | 利用・共有の目的 | 主な内容・例 | 共有の相手 |
| サービス提供 | サービスの提供・維持 | ユーザーアカウントの管理、利用状況のモニタリングなど | ー |
| 連絡手段 | 機能更新・重要な通知 | メールでのセキュリティアップデート、サービス関連情報の連絡など | ー |
| 情報提供 | ニュースや一般情報の配信 | サービスに関する最新情報など | ー |
| サポート | ユーザーからの問い合わせ対応 | お問い合わせの管理・対応 | ー |
| 決済関連 | 有料サービスの支払い処理 | 決済情報の収集と処理 | 決済サービスプロバイダー |
| ビジネス目的 | 企業再編・合併など | 資産の譲渡、事業売却の一環としての共有 | 買収先企業など |
| 関連会社との連携 | グループ会社での情報利用 | 親会社、子会社、合弁会社などとの共有 | 関連会社(ポリシー尊重が条件) |
| 公開・共有設定 | 公開投稿などでの共有 | 他ユーザーとのやり取り時の情報公開 | 他のユーザー(公開範囲による) |
| 法的対応 | 法令や要請による開示 | 捜査機関、国家機関などの要請対応 | 公的機関・裁判所など |
| その他の目的 | サービス改善や分析 | 使用傾向の分析、マーケティング改善など | 必要に応じた外部委託先 |
| 本人同意がある場合 | 同意を得た目的での利用 | 同意を得てプロモーション参加など | 同意を得た第三者 |
AIによって情報が制限なく拡散されてしまうのではないかとおそれている人も、上記の内容を確認することで安心してGensparkを活用できるでしょう。
Gensparkではデータを以下の期間保持すると定めています。
また希望があれば個人データの削除依頼を、以下のメールアドレス宛に行うことができます。
support@genspark.ai
Gensparkを使わなくなった後のデータはどうなるのか不安な人も、上記の内容を知ることで安心して使用できます。
Genspark Super Agentとは、MainFunc社が2024年6月に発表した日本語対応のAIエージェントです。
この記事も参考にして、ぜひ積極的にGenspark Super Agentを活用してみてください。
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