生成要約サービス「QuickSummary2.0」がAmazon Bedrockに対応。Claude 3.5 Sonnetが利用可能に
最終更新日:2024/07/23
エーアイスクエアが、開発したコンタクトセンター向け生成要約サービス「QuickSummary2.0」の生成要約機能において、Amazon Bedrockの利用を開始。これにより、閉域環境での生成AI利用が可能です。
このニュースのポイント
- エーアイスクエアが開発した「QuickSummary2.0」の生成要約機能において、Amazon Bedrockの利用が可能に
- 「Claude 3.5 Sonnet」の利用が可能となり、処理速度2倍、コストが5分の1に
- 人材確保が困難なコンタクトセンター業界では、業務時間の削減や、顧客の声の効率的な分析などに期待
株式会社エーアイスクエアは、コンタクトセンター向け生成要約サービス「QuickSummary2.0」の生成要約機能において、Amazon Bedrockの利用が可能になったことを発表しました。
「QuickSummary2.0」は、エーアイスクエアが独自に開発したAIモデルと生成AIを組み合わせたコンタクトセンター向け生成要約サービスです。後処理時間の大幅な削減や顧客の声(VoC)の効率的な分析、ナレッジ整備の促進などが期待できます。
「QuickSummary2.0」の生成要約機能では、これまで、Azure OpenAI Serviceで利用可能なGPT-3.5、GPT-4、GPT-4oを標準としていましたが、今回のAmazon Bedrock対応により、Anthropic社が開発した最新AIモデル「Claude 3.5 Sonnet」の利用が可能となりました。
Claude 3.5 Sonnetは、従来のモデルと比較して処理速度が2倍、コストが5分の1という性能向上を実現しており、さらに強化されたマルチモーダル能力と高度な推論力を備えています。
Amazon Bedrockに対応したことで、利用環境や期待する要約形式に合わせて生成AIモデルの選択ができるほか、閉域環境でのサービス提供も可能です。
エーアイスクエアは、多くのコンタクトセンターに付加価値の高いサービスを提供し、業界全体の課題解決と生産性向上に貢献していくとコメントしています。
出典:PR TIMES
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