生成AI

最終更新日:2025/12/15
生成AI大賞2025 結果発表
Generative AI Japanは日経BPと共同で開催する「生成AI大賞2025」にて、グランプリ他各賞を発表しました。
このニュースのポイント
一般社団法人Generative AI Japanは、株式会社日経BPが発行・運営する経済メディア「日経ビジネス」と共同で、生成AIの優れた活用事例を表彰する「生成AI大賞2025」を開催しました。2025年12月11日(木)には、ファイナリストによるプレゼンテーションと質疑応答を通じて最終審査が実施されました。

生成AI大賞2025のグランプリには「株式会社コロプラ」が受賞。エンタメ領域での生成AI活用がタブー視されるなか、著名クリエイター金子一馬氏と共に独自AI「AIカネコ」を開発し、生成AIをゲーム体験の核に据えたゲームタイトル「神魔狩りのツクヨミ」をリリースしました。リリース2ヶ月で生成枚数は160万枚を突破し、生成AIでエンタメの可能性を切り拓く新ジャンル「生成ゲー」を創出したことが評価され、グランプリに選出されました。
生成AI大賞2025特別賞には「株式会社SHIFT」と「株式会社Shippio」の2社が受賞。SHIFTでは、「AIを人に寄り添わせる」というコンセプトのもと、生成AIチームと障がい者雇用チームが連携し、生成AI活用を通じて働き方の質を向上させる取り組みを進めています。その結果、生産性が1.7倍に向上。さらに、AIを活用することで従来は困難だった業務に挑戦するメンバーが現れるなど、働き方にポジティブな変化を生み出しています。
Shippioは、アナログな業務が多く残る貿易業界において、AIエージェントを活用した業務改革に取り組んでいます。司令塔AIと専門AIが連携する「多層AIエージェント構想」により、ベテランの経験が必要な高難度な業務でも、AIと人が協業することで確実性を担保しつつ、定型業務の7〜9割を自動化することに成功しました。
また、生成AI大賞2025優秀賞には「デジタルハリウッド株式会社」「東京都町田市」「株式会社中原製作所」「三菱電機デジタルイノベーション株式会社」「日本電気株式会社」の5社が受賞しました。
「生成AI大賞」は今年で2回目の開催となり、生成AI分野の有識者で構成された審査委員会が厳正な審査を実施し、グランプリを含む8件が表彰されました。
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