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Google、GeminiでWorkspaceのコンテンツ作成を強化。スプレッドシートやスライド作成などの品質向上をサポート

最終更新日:2026/03/23

Google コンテンツ作成強化

Googleは、Geminiを活用してWorkspaceのコンテンツ作成機能を強化したと発表しました。メールやチャット、ファイルなど複数の情報源から得られるインサイトを統合し、ドキュメントやスプレッドシート、スライド作成の効率と品質向上を支援します。

このニュースのポイント

  • Google、Geminiを用いてWorkspaceのコンテンツ作成を強化
  • Docsの「作成支援」機能で、情報統合と初稿生成が可能
  • スプレッドシートやスライド作成も自動化・高度化

米Google社は、Geminiを活用してWorkspaceのコンテンツ作成機能を強化したと発表しました。

Googleではコンテンツ作成の方法を見直し、Docs、Sheets、Slides、DriveにおけるGeminiを、制作プロセス全体で連携するコラボレーションパートナーへと進化させました。メールやチャット、ファイルなどの情報を統合し、草稿作成や反復作業、品質向上を支援します。これにより、ユーザーはより迅速にアイデアを形にできるようになります。

今回、Docsには新たに「作成支援」機能が追加されました。作成したい内容を入力するだけで、Drive、Gmail、Chat、Webの情報を統合し、書式設定済みの初稿を生成します。この機能はサイドパネルまたは下部バーから利用できます。

例えば、過去の事例をもとにマーケティング施策を作成する場合、GeminiがWorkspace全体から関連情報を検索し、文書を構成します。スタイルやスマートチップも適用され、短時間で初稿を作成できます。

初稿作成後は、文書全体を再生成することなく、特定のセクションのみを改善できます。論点整理や表現の調整、新たな視点の追加も可能です。

また、用途に応じて文章のトーンを調整し、承認用の編集案を提示します。これらの変更は承認されるまで非公開のため、内容を適切に管理できます。

さらに、複数人での共同作業では不統一になりがちな文体を、ライティングスタイルマッチング機能により統一できます。既存のドキュメントフォーマットを再現し、構造やスタイルを反映することで手動でのフォーマット調整作業も削減します。

スプレッドシートでは、Geminiに自然言語で指示することで、シート全体の作成や編集が可能になりました。複数ステップの処理を一括で実行し、ファイルやメール、Webの情報を統合します。この機能は「SpreadsheetBench」で70.48%の成功率を記録しています。

例えば、小規模事業者が過去データをもとに損益管理を行う場合、Geminiが必要な情報を整理し、表やグラフを含むスプレッドシートを作成します。

「Fill with Gemini」機能では、既存データやWeb情報をもとにテーブルを自動入力できます。100セルの入力作業では、手動の約9倍の速度で処理が可能です。顧客フィードバックの整理では、「賞賛か苦情か」や「推奨回答」といった列を追加するだけで、内容を自動分類し、適切な回答案を生成します。

加えて、複雑な最適化問題にも対応します。目標や条件を入力することで、Geminiが計算を行い、解決策を提示します。

スプレッドシートのGeminiでは、複雑な手動数式やサードパーティ製ツールが必要となる高度な最適化問題などの分析タスクにも、対応可能です。

Google DeepMindとGoogle Research OR-Toolsの研究成果に基づき、自然言語によるプロンプトで解決策を導き出します。サイドパネルに目標とルールを入力するだけで、最適な解決策を提示します。

例えば、従業員の勤務スケジュールを最適化し、条件に応じた配置を提案することが可能です。

Slidesでは、ストーリー重視のプレゼンテーション作成を支援します。Geminiに依頼することで、構成やレイアウトが整ったスライドを自動生成します。また、スケッチや表を編集可能なグラフや図に変換することも可能です。

Driveでは、AIを活用した検索機能を強化しました。従来のキーワード検索に加え、意図に基づいたセマンティック検索により、関連情報や回答を直接表示します。

今後は、プレゼンテーションをゼロから作成する機能も提供予定です。Workspace内のデータを活用し、短時間でブランドに沿った資料を作成できます。これらのスライドは、Geminiへの指示や手動調整により柔軟に編集可能です。

例えば、新しいキャンペーン提案時には、既存資料をもとにブランディングに沿ったプレゼンテーションを自動作成できます。内容を要約し、視覚的に整理されたレイアウトを適用します。

Driveでは、AIを活用した検索機能を強化しました。従来のキーワード検索に加え、意図に基づくセマンティック検索により、関連情報や回答を直接表示します。

従来のキーワード検索では多くの場合、長いファイルリストが返され、必要な情報を見つけるには各ファイルを開く必要がありました。

AI概要機能を用いることで、その手間をかけずに探している情報を見つけることが可能です。ユーザーの意図に基づき、Geminiを使用してセマンティック検索を実行。関連性の高いドキュメントリスト、または引用付きの完全な回答を検索結果の一番上に表示します。

例えば、「2025年冬のキャンペーンに関するフィードバック」といった質問に対し、必要な情報を抽出して要約します。

さらに、新機能「Ask Gemini」により、DriveやGmail、カレンダー、Chatの情報をもとに詳細な回答を取得できます。情報源を指定することで、より精度の高い検索が可能です。

厳選した情報源はプロジェクトとして保存・共有できます、プロジェクトは、アクセス権に基づいた管理が行われており、プロジェクト内のコンテンツにアクセスできるのは、そのコンテンツへのアクセス権を持つユーザーのみです。

今回の機能はエンタープライズ向けのデータ保護にも対応しています。今後数カ月以内に一般公開予定で、現在は一部ユーザー向けに英語で提供されています。Gemini Alphaに登録してテストを開始することが可能で、その他のユーザーはGoogle AI ProまたはUltraプランを通じてアクセスできます。

出典:Google

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