生成AI

最終更新日:2024/08/08
Googleは、Gemini AIの無料版をファミリーモデル「Flash 1.5」にアップグレードしたと発表しました。回答性能がさらに進化し、ハルシネーションに対処する機能が新たに追加されます。
このニュースのポイント
Googleは、7月25日にGemini AIを「Flash 1.5」にアップグレードしたと発表しました。「Flash 1.5」はファミリーモデルとして展開されている軽量かつ高速なモデルで、今後Geminiの無料版モデルとして利用可能です。
今回のアップグレードにより、コンテキストウィンドウが従来の4倍の32Kトークンに増加し、より長い文章の処理や、マルチモーダルデータを効率的に処理します。
また、現在は一部の国の英語プロンプトのみの対応ですが、新たな機能としてGeminiの回答に追加情報のリンクが表示されるようになりました。回答に関連するソースを表示することで、ハルシネーションの防止を目的とします。
さらに今後は、Googleドライブやデバイスからファイルをアップロードできる機能や、データ分析機能も導入予定で、ユーザーはより多様なタスクを効率的にこなせるようになります。
現在、Gemini「Flash 1.5」は、40以上の言語で230以上の国と地域のユーザーに提供されています。Googleは今後もさらに、新しい関連コンテンツ機能のリリースを通して、10代向けのGeminiへのアクセス拡大や、モバイルアプリのエクスペリエンスを拡張する予定です。
出典:Google
業務の課題解決に繋がる最新DX・情報をお届けいたします。
メールマガジンの配信をご希望の方は、下記フォームよりご登録ください。登録無料です。
AI製品・ソリューションの掲載を
希望される企業様はこちら