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最終更新日:2024/02/06
高専生が日頃培った「ものづくりの技術」と、ディープラーニングを活用して、企業評価額を競うコンテスト「DCON2021」の本選が4月17日(土)に開催。過去最高額6億円の企業評価額を受け、福井工業高等専門学校 プログラミング研究会チームが最優秀賞を受賞しました。
このAIニュースのポイント
「第2回全国高等専門学校ディープラーニングコンテスト2021( DCON2021)」が本選を4月17日(土) 、日経ホールにて開催されました。高専生が日頃培った「ものづくりの技術」と、AI・人工知能分野で特に成果を出す技術「ディープラーニング」を活用して、企業評価額を競うコンテストです。
本選では、参加全43チームの中から二度の予選を経て勝ち残った10チームが出場。昨年度に引き続きオンライン開催にて、白熱のプレゼン合戦が行われました。ステージ上には、前回と同様に実行委員長として東京大学大学院教授 松尾豊氏、司会にタレントの小島瑠璃子さん、音楽クリエイターのヒャダインさんほか、審査員の皆様をステージ上に迎えました。

最優秀賞は福井工業高等専門学校が受賞。企業評価額6億円、投資総額1億円という評価を受け、副賞の起業資金100万円とともに、技術審査員賞、若手奨励賞も同時に授与。その技術の高い完成度と洗練されたビジネスプランが評価され、過去の大会を含め企業評価額最高額を更新する結果となりました。
D-ONはコンクリートのような構造物にヒビ等の異常がないか、ディープラーニング技術を使って誰でも簡単に打音検査をすることを可能にした作品。「全ての老朽化から人の命を守る」をテーマに新しいアプローチで「クラウドAIとエッジAIの技術をうまく活用している。マイコンをハンマーにつけるだけで世界中どこでも打音検査ができるという手軽さが素晴らしく、グローバルな展開の可能性を感じる。多くの企業は彼らのアーキテクチャーを見習うべき」「打音検査のソリューションはすでに実用化されているが、ここまで小型化できたことには大きな価値がある。」と、小型で軽量・安価な打音検査機を実現した点が高く評価されました。

第2位は鳥羽商船高専が企業評価額5億円、第3位は北九州工業高専が企業評価額4億円でそれぞれ受賞。表彰とともに起業資金が贈呈され、各協賛企業からは企業賞も贈られました。各表彰時には、「地元の課題解決に取り組み、産み出したソリューションを広いマーケットに応用できている」「グローバルなチャレンジ精神を感じる」「地域から世界を変える期待を持てる」「ディープラーニングの技術をソリューションに活用する力が素晴らしかった」など、多数の評価の声が聞こえました。
実行委員長の松尾豊氏、司会の小島瑠璃子さん、ヒャダインさんは次のようにコメント
実行委員長 松尾豊氏「高専生の発表を一般のビジネスと同じ評価軸で企業評価額をつけるDCONの取り組みは、テクノロジーを現実社会に結びつける上で大きな価値がある。DCONで勝つことが目的なのではなく、そこから発展して大きな事業を作り出していくことが最終目標。JDLAでは今後も実際に起業した高専のチームをサポートしていく」
司会 小島瑠璃子さん「高専生には毎年本当に素晴らしい才能を見せてもらっている。大人が若者の才能を埋もれさせることなくしっかり育てないといけない。DCONに出場するような若者が自分たちの技術を活かし開発に集中できる環境を作っていくべきだと思う」
司会 ヒャダインさん「社会的弱者に目をむけてテクノロジーの力で助けたいという思い、さらにそこで培ったソリューションを世界に展開していこうという気概を多くの発表から感じた。高専生がDCONから世界にどんどん羽ばたいて欲しいと思う」
日本ディープラーニング協会(JDLA)およびDCON実行委員会は、今後もDCONの継続的な開催によりディープラーニングの産業活用を促進する若手人材の輩出を目指し、引き続き本コンテストを運営。高専生を対象に起業資金を出資する「DCON Start Up 応援1億円基金」を設立することも発表いたしました。
第3回大会「DCON2022」の開催につきましては、DCON公式サイトにて随時詳細を案内予定です。
出典:PR TIMES
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