富士薬品グループのドラッグストア、AI搭載の店頭ストアメディア機を全店導入へ
最終更新日:2023/05/16
富士薬品はグループが運営するドラッグストア全店において、購買体験をパーソナライズする店頭ストアメディア機「セイムスタッチ」の導入を決定しました。
このAIニュースのポイント
- 「セイムスタッチ」は、顧客の過去の購買データをAIが学習し、一人ひとりに最適なクーポンを発券する
- 小売店の販促では、施策自体が画一的になりがちだという課題があった
- 「セイムスタッチ」でお客様の購買体験のパーソナライズ化を実現することで、ロイヤルカスタマーの拡大が期待できる
医薬品の研究開発から製造・販売までを行う複合型医薬品企業の株式会社富士薬品は、グループが運営する「セイムス」をはじめとするドラッグストアにおいて、パーソナルプロモーション事業・データ解析事業を手掛けるマギー株式会社の提供する、購買体験をパーソナライズする店頭ストアメディア機「セイムスタッチ」の全店導入を決定しました。まずは、2023年9月末までにドラッグユタカを除く全923店舗への導入を進めています。
昨今の物価上昇の影響により、一般生活者の節約志向が強まる中で、クーポンの効果的な活用が注目されています。一方、ドラッグストアをはじめ小売店の販促においては、クーポンの活用が欠かせないものとなっているものの、販促の施策自体が画一的になりがちだという課題がありました。
「セイムスタッチ」は、セイムス会員の過去の購買データをAIが学習し、その日に使える顧客一人ひとりに最適なクーポンを発券します。2022年8月から東京都・千葉県の一部店舗(204店舗)で試験的に導入しましたが、導入期間に行った検証では、来店頻度や1人当たりの購入金額などの改善、各メーカーの商品のリピート購買率が向上したほか、キャンペーンやサンプリングの投資効率の改善にも効果が見られました。「セイムスタッチ」で顧客の購買体験のパーソナライズ化を実現することで、ロイヤルカスタマーの拡大が期待できます。
富士薬品は「セイムスタッチで学習した購買傾向から顧客のニーズをふまえ、取引先メーカーと連携したクーポンの拡充などの魅力的なパーソナルプロモーションを展開することで、より一層親しまれる店舗づくりに努めていきます」とコメントしています。
出典:PR TIMES
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