生成AI

最終更新日:2025/03/10
富士通は、機密性の高いデータをプライベート領域で安全に管理し、オンデマンドに生成AIを活用できる「Fujitsu クラウドサービス Generative AI Platform」を提供します。
このニュースのポイント
富士通株式会社は、機密性の高いデータをプライベート領域で安全に管理し、オンデマンドに生成AIを利活用可能な「Fujitsu クラウドサービス Generative AI Platform」を2025年度から提供することを発表しました。
企業では、アイデア検討、議事録作成、プログラムコード自動生成などで生成AIが活用されていますが、機密情報や個人情報を扱う業務ではリスク管理や社内規定のため、活用が限定的です。 富士通は、顧客データを専用のプライベート領域で安全に管理できるクラウド型生成AIサービスを提供することで、こうしたニーズに応えます。
具体的には、エフサステクノロジーズの生成AI基盤、SupermicroのGPUサーバ、そして企業向け大規模言語モデル「Takane」などを組み合わせ、さらにお客様のニーズに応じて他のLLM製品も追加しながらサービスを展開します。
「Fujitsu クラウドサービス Generative AI Platform」の特長は、クラウド上の専用プライベート領域で機密データを安全に管理し、生成AIをオンデマンドで活用できる点にあります。顧客専用領域でデータを保管することで、意図しない学習を防止します。
さらに、共有型GPUサーバの活用によりコスト削減と初期費用の低減を実現し、高度なセキュリティ技術を採用することで、国内最高水準のデータセンターから安心して生成AIをオンラインで利用できる環境を提供します。
この新サービスは「Fujitsu Computing as a Service」の一部として提供され、生成AIの導入から改善までをトータルに支援し、業務効率化と生産性向上をサポートします。
出典:富士通
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