FRONTEO、自然言語処理の分散表現で新たな特許査定を取得。多様なコーパスの融合を実現
最終更新日:2023/11/28
FRONTEOは、自然言語処理AIにおいて、特定のコーパスの特性を保持しつつ複数のコーパスを融合させる技術の特許を取得しました。これにより解析精度の向上と新たな発見が期待されます。
このAIニュースのポイント
- FRONTEOが新しい自然言語処理技術の特許を取得
- 複数のコーパスを特性を維持して融合可能
- 解析精度の向上と新たなイノベーション創出を目指す
11月20日、株式会社FRONTEOは、自然言語処理AIにおける分散表現に基づく新しい技術の特許を取得しました。この技術では、複数のコーパスを、それぞれの特性や構造を維持したまま融合させることが可能です。
これにより、従来の課題であった、複数のコーパスを統合する際にそれぞれのコーパスの元の特性や構造が失われることを克服し、より高度な自然言語処理を実現しました。
FRONTEOは、このAI技術を通じて、社会課題の解決や企業のビジネス、学術研究の発展に寄与することを目指しています。特に、自然言語処理およびネットワーク解析技術を強みとし、リーガルテックAI、ビジネスインテリジェンス、ライフサイエンスAI、経済安全保障の分野で事業を展開しています。
今回の新技術の活用により、異なる学術分野のコーパスを融合させて総合的に解析することが可能になり、学術領域を超えた知見の共有や新たなイノベーションを創出することが期待されます。
例えば、医療分野では、患者と医療者の自然会話を基にした診断支援AIプログラムにおいて、特定の疾患に関連するコーパスと方言コーパスを融合させることで、地域特性の影響を軽減した解析が実現可能です。
FRONTEOは、今後も革新的なAI技術の研究開発や社会実装を通じ、社会課題の解決や企業のビジネス、学術研究の発展に貢献していくと述べています。
出典:PR TIMES
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