FractaのＡＩによる水道管路劣化診断業務が「IoT活用推進モデル事業」に採択

最終更新日:2024/03/11

Fractaは、朝来市上下水道課と水道管路劣化診断業務委託契約を締結しました。Fracta が構築した環境ビックデータとAIを用いて、張り巡らされた配管の破損確率を詳細に算出し、網羅的・総合的に劣化診断を実施します。

Fracta（本社：米国カリフォルニア州レッドウッドシティ、CEO：加藤崇）は、パートナー企業である日本鋳鉄管株式会社（本社：東京都中央区、代表取締役社長：日下修一）とともに『環境ビックデータと AI を用いた水道管路劣化診断技術』の実証検証を実施し、多くの水道事業体より劣化予測の精度について高評価を得てきました。

前述の実証実験を終えて、2020年１月より本採用に向けた活動を推進しており、今般、日本鋳鉄管㈱を通じて、朝来市上下水道課と水道管路劣化診断業務委託契約を締結しました。
委託名：朝来市水道管路施設台帳及び劣化診断業務

朝来市が管理する管路データ（配管データ・漏水履歴等）に対して、Fracta が構築した環境ビックデータとAIを用いて、張り巡らされた配管の破損確率を詳細に算出し、朝来市の管路更新事業及び水道管の漏水防止並びに維持管理を効率的に推進するため、網羅的・総合的に劣化診断を実施します。また、劣化診断に際して行う配管データの精査（例えば、誤植や欠損値の補完等）において、Fracta技術の駆使により、配管データの精度を向上させ、不足データを補完し管理台帳整備を行うものです。
これにより、更新投資の最適化が可能となり、ひいては管路全体の長寿命化、SDGs の向上に資するものと期待されています。

朝来市上下水道課の本取組みが、厚生労働省の「IoT活用推進モデル事業」に採択されました
Fractaと日本鋳鉄管㈱は、国内の水道管路の効率的な運用・更新に貢献すべく、引き続き各事業体に Fracta の技術の理解を深めてもらい「環境ビッグデータと AI を用いた劣化診断」を活用してもらうように努めていきます。

出典：PR TIMES

AIsmiley編集部

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