FastLabel、30種類以上のユースケースに対応する自動アノテーション機能β版を提供開始
最終更新日:2024/02/16
AIデータプラットフォームを開発・提供しているFastLabel株式会社が、画像や動画、音声、AI-OCRなど30種類を超えるユースケースに対応する自動アノテーション機能のβ版を提供開始しました。
このAIニュースのポイント
- 30種類を超えるユースケースに対応する自動アノテーション機能のβ版が提供開始
- ゼロから人が教師データを作成する必要がなく、教師データ作成にかかるコストを大幅に削減可能
- 製造業、自動車、医療、建設・不動産、通信・インフラなど多くの業界に寄与
FastLabel株式会社が開発・提供しているAIデータプラットフォーム「FastLabel」から、画像や動画、音声、AI-OCRなど30種類を超えるユースケースに対応する自動アノテーション機能のβ版を提供開始しました。
多くの企業で機械学習の社会実装が進む中、「教師データを作成するのが大変」、「外注したが品質が低く使えない」、「運用を見据えてデータラベリングを自動化したい(MLOpsを構築したい)」といった、悩みが散見されるようになりました。
今回リリースされる自動アノテーション機能のβ版では、ゼロから人が教師データを作成する必要がなく、教師データ作成にかかるコストを大幅に短縮できます。FastLabelが提供するAIを使用して、ブラウザ上で設定するだけでアノテーション作業を自動化し、間違えている箇所を人が修正するだけで、簡単に教師データが作成可能です。
2022年8月時点で30種類を超える多様なユースケースに対応しています。対応しているユースケースには以下のようなものがあり、製造業、自動車、医療、建設・不動産、通信・インフラなど、多くの業界で活用可能です。
【対応しているユースケース一覧】
- 顔画像のマスク検出
- 動物・人物の姿勢推定
- AI-OCR
- ドローンの検出
- 道路のひび割れや電柱検出
- 乳がんの腫瘍検出
- 胸部レントゲン写真からのCOVID-19かの判定
- 段ボールのケアマークの検出
- 衛星画像をもとにした海辺のゴミ検出
今後は、顧客の要望をもとに自動アノテーションの種類を拡充していき、2022年度中には100種類への対応が予定されています。
「FastLabel」上に顧客が保有する独自モデルを組み込み、自動アノテーションモデルとして利用することも可能です。また、「FastLabel」に蓄積したアノテーション済みデータを教師データとして、ファインチューニングすることもできます。顧客のデータに最適化したAIが構築でき、アノテーションの効率化が狙えます。
今回の自動アノテーション機能のβ版リリースでは、新規利用の10社限定で無料トライアルの申込も開始されるとのことです。
出典:PR TIMES
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