生成AI

最終更新日:2024/02/27
図研エルミックが工場の監視カメラや高速カメラとFA機器、センサー、BIツールなどとのデータ連携、相互制御を実現する、映像連携プラットフォーム「FA Finder」のAI映像解析オプションを追加したと発表しました。
このAIニュースのポイント
図研エルミックが追加したAI映像解析オプションを実装すると、工場の監視カメラや高速カメラと、FA機器・センサー・BIツールなどとのデータ連携や、相互制御が可能になります。
このオプションを活用すれば、製造ライン異常の効率的な原因探索、設備の予知保全、製造工程の自動制御などがすべて「FA Finder」で一本化することが可能です。生産効率の向上、省人化に大いに貢献することでしょう。
FA Finder AI映像解析オプションは、図研エルミックがユーザーの製造現場で撮られたカメラ映像を学習用データとして活用します。つまり、AI映像解析オプションを導入したい場合、まずはユーザーがカメラ映像を収集・提供し、それを図研エルミックがAIに学習させたうえで連携システムを開発するという仕組みです。
これにより、実装されたときにはAIがすでに「ユーザーの製造現場における異常や異常が起きる前兆の判断基準」などが学習済みとなっており、専門知識がなくても導入できます。さらに、解析結果とPLC等の制御装置を連携すれば、異常や異常の兆しに応じて、ロボットアームをはじめとする自動生産機器を自動制御することも可能となりました。
つまり、AI映像解析オプションを導入することにより、「FA Finder」を異常の原因究明から解決まで取組める統合プラットフォームにすることができるのです。
映像解析・予知保全・自動制御の各システムを個別に構築する場合と比べると、コストが抑えられるだけでなく、管理も格段に楽になります。なお、図研エルミックは、AI映像解析の実用性に不安を感じているユーザー向けには、無償の事前確認サポートも提供中です。
提供:PR TIMES
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