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最終更新日:2025/04/07
ET&IoT West 2022 現地レポート
2022年7月28日(木)と29日(金)の2日間、ET & IoT West 2022(主催:一般社団法人 組込みシステム技術協会、企画・推進 株式会社ナノオプト・メディア)がグランフロント大阪 北館 B2F コングレコンベンションセンターで開催されました。DXの社会実装を加速するエッジテクノロジー総合展であるこのイベントにてAIに関する製品の出展を行っている企業・団体の担当者にお話を伺いました。
※ソーシャルディスタンスを確保した上で撮影しています。

イノテックは産業機器向けのエッジ顔認証SDKを展示。インテリジェンスシステムソリューション本部 ISS営業部の清水琢磨氏にお話を伺いました。
――エッジ顔認証SDKの特徴を教えてください。
――清水氏
エッジ顔認証SDKはエッジ処理で顔認証が可能なため、顔情報をクラウドにアップロードすることなくセキュアに顔認証することができます。印刷写真等のなりすまし防止機能も搭載しています。

――エッジ顔認証SDKのユースケースについてお聞かせください。
――清水氏
我々は産業向けPCを販売しておりますので、工場現場のPCのアドオンとしてSDKを導入するケースが増えています。パスワードを入力してログインしていた機械を顔パス化や機械の使用ログ計測などにも応用できます。

立花エレテックはセンサ導入ツール これえ∼がな(EGNA)を展示。半導体技術本部 半導体技術開発プロジェクトリーダーの古場貴雄氏にお話を伺いました。
――EGNAの特徴を教えてください。
――古場氏
EGNAは高精度な三菱電機製サーマルダイオード赤外線センサ「MelDIR」を搭載したセンサ導入ツールです。温湿度や風速、空気質、バイタルといった項目もルネサスエレクトロニクス製センサで測定できます。

――EGNAを利用したAIモデル構築のユースケースはありますか?
――古場氏
一般的なカメラで撮影した画像認識モデルはよく見るかと思いますが、EGNAを使うと熱画像の検知モデルを作成できます。具体的には熱検知による人・動物検知や体調管理システムに応用できます。各種センサの同時センシング評価が可能なため、マルチモーダルなエッジAIモデルの構築にもおすすめです。

DTSインサイトのブースではAIモデル開発の構築事例を展示。DXソリューション事業部 第二担当の西田翔馬氏にお話を伺いました。
――貴社の強みを教えてください。
――西田氏
弊社の特徴はAIモデル構築だけでなく、ハードウェアからソフトウェアまでをワンストップで提供できる点です。画像認識モデルや予測モデルの構築実績があります。

――具体的な事例があればお聞かせください。
――西田氏
医療用動画の異常検知モデルを開発しました。人工物と比較して難しい臓器の計測部位を物体認識し、追跡しながら変化量を計測しました。エッジAIだけでなくAWSを活用したクラウドAIの構築など幅広く対応できます。

株式会社Beeはスマホで異常検知が可能な「BeeQ」とアナログメーターにポン付けでAIがメーター数値を読み取る「Beepon02」を展示。技術リーダーの飯間翔氏に各製品の特徴を伺いました。
――BeeQの特徴を教えてください。
――飯間氏
今回のはサービス提供前のデモ展示となりますが、BeeQはスマホで気軽に異常検知AIモデルを構築できるサービスです。「AI=敷居が高い」というイメージを持たれている方でも気軽にAI活用が可能であることを広めていくために開発しました。目視の異常検知作業を自動化できるため、省人化やベテラン職人の技術継承に期待できます。

――Beepon02の導入で期待できる効果を教えてください。
――飯間氏
Beepon02はアナログメーターの検針を自動化するツールです。アナログメーターにカメラ搭載のエッジデバイスを設置、電気やガスのメーター使用量の数値をAIで読み取ります。出力結果はクラウド上のダッシュボードで確認できるため、コスト的にスマートメーターを設置できていない箇所でも人間による検針を自動化でき、コストカットが期待できます。

立命館大学は各研究室の研究結果をポスターで展示。理工学部 電子情報工学科 マルチメディア集積回路システム研究室 4年生の川澄美勇士(みゅうじ)さんにお話を伺いました。
――研究の概要を教えてください。
――川澄さん
目と口から読み取るディープフェイクの真偽判定に関する研究をしています。悪質なディープフェイク動画が話題になるなかで、ディープフェイクを自動検知できるシステムでデマや流言の防止につながるかもしれないと思い研究を開始しました。
瞬きや光量検知をしやすい「目」の部分に着目しました。本物とディープフェイクの目で血色に変化があるのかを比較しました。

――今後の展望を教えてください。
――川澄さん
学習データ用のディープフェイクの枚数を増やしつつ、血色変化がわかりやすい「口」にも着目して研究成果を向上したいを考えております。Web面接やCBTのなりすまし防止を支援するツールとして実用化できたら嬉しいです。
今年の11月16日(水)から18日(金)の3日間、「画像認識 AI Expo」(主催:一般社団法人 組込みシステム技術協会、企画・推進:株式会社ナノオプト・メディア、共催:株式会社アイスマイリー)がパシフィコ横浜で開催されます。是非足をお運びください。
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