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千葉県市原市、メンタルヘルスケアアプリ「emol」実証実験を実施

最終更新日:2021/07/16

千葉県市原市は職員を対象にメンタルヘルスに関連する課題を、カウンセラーや産業医などの人ではなく、AIと会話することで解決していくメンタルヘルスケアアプリ「emol」の実証実験を行いました。介入時期が参加者の繁忙期と重なってしまった為、全体的に抑うつ・不安のスコアは悪化傾向にありましたが、抑うつ・不安への軽減がみられました。

このAIニュースのポイント

  • 千葉県市原市は職員を対象にメンタルヘルスケアアプリ「emol」実証実験を実施
  • サポートAIの「ロク」とチャットで会話をすることで、CBT(認知行動療法)やACT(アクセプタンス&コミットメント・セラピー)に基づいた簡易のカウンセリングやコーチング、雑談などが可能
  • 抑うつ・不安への軽減がみられた

AIチャットによるメンタルヘルスセルフケアを目的としたアプリケーション『emol(エモル)』を運営するemol株式会社は、早稲田大学人間科学部・大学院人間科学研究科 大月研究室とデジタルセルフケアプログラムの共同開発を進め、千葉県市原市協力の下、アプリによる心理介入実験を行いました。

emolは個人のメンタルヘルスに関連する課題を、カウンセラーや産業医などの人ではなく、AIと会話することで解決していくサービスです。サポートAIの「ロク」とチャットで会話をすることで、CBT(認知行動療法)やACT(アクセプタンス&コミットメント・セラピー)に基づいた簡易のカウンセリングやコーチング、雑談などを行えます。

 

 

2020年12月より新機能としてAIがケア方法をレクチャーし簡易のカウンセリングを施すデジタルプログラムの提供を開始し、早稲田大学人間科学部・大学院人間科学研究科 大月研究室と『アプリ内でACTを活用した心理療法の研究』の共同研究を進め、アプリで心理療法の一つであるACTを実践できるデジタルプログラムを共同開発を進める過程において、アプリでの心理介入による心理的影響を検証を進めています。

検証にあたって市原市の活性化・地域課題解決に向けたオープンイノベーションプログラム「いちミラ」に採択されたことによって千葉県市原市協力の下で実証実験を2021年3月に行いました。

実験は、千葉県市原市の職員より実証実験参加者を募り、メンタルヘルス予防のため『emol』の実証実験用のACTデジタルプログラムを2週間使用。対象者には心理的尺度を測る複数の心理テストに回答し、抑うつ、不安、心理的柔軟性などへの効果を検証。

結果は、デジタルプログラムを実施した群とデジタルプログラムを実施しなかった群との比較において、デジタルプログラムを実施した群に抑うつ・不安への軽減がみられました。介入時期が参加者の繁忙期と重なってしまった為、全体的に抑うつ・不安のスコアは悪化傾向にありましたが、デジタルプログラムを実施した群の軽減がみられたので、一定の予防効果が期待されます。

早稲田大学 大月友 准教授は結果を受けて次のようにコメントしました。

「近年、メンタルヘルス予防のためのインターネットを利用した支援に注目が集まっています。今回のACTデジタルプログラム開発の共同研究も、このような社会的要請の中で進めて参りました。今回、千葉県市原市で実証実験を実施することができ、非常に貴重なデータやコメントをいただくことができました。

8割近くの方々から、分かりやすく、楽しいプログラムであったとの評価をいただきましたが、まだまだ改善点はあります。引き続きプログラムを洗練させ、多くの方々の気持ちに寄り添いながら、お役に立てるようなプログラムにしていきたいと思います。」

emolは、データ分析でのパーソナライズによる個々人に合わせたメンタルヘルス介入の実現を目指し、今後は、自治体や企業、教育機関で「産後うつ予防」「小中学生のメンタルヘルス不調予防」など、ウェルビーイング・メンタルヘルスに関連する各種実証実験の実施を予定しています。

 

出典:PR TIMES

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