電子帳簿保存システム15選!電子帳簿保存法対応ソフトの比較ポイントも解説
最終更新日:2024/05/09
2024年より義務化された「電子帳簿保存法」。これに伴い、電子取引に関連する紙書類の保存はできなくなったため、 全ての事業者は帳簿書類の電子データ保存・管理を徹底しなければなりません。
そこで今回は、電子帳簿保存法へスムーズかつ効率的に対応するソフトウェアの導入について、ポイントを解説。帳票類・請求書・経費精算にそれぞれ特化した、おすすめソフトを計15個ご紹介します。
電子帳簿保存システムとは
電子帳簿保存システムは、企業が会計記録や財務文書をデジタル形式で保存し、管理するためのシステムです。紙の文書に比べて、電子ファイルは検索や共有が容易で、物理的なスペースを節約できる上、災害時のリスクからも文書を守ることができます。
電子帳簿保存法とは
電子帳簿保存法は、帳簿書類を電子データで保存することを可能にする法律です。2024年1月1日の完全義務化に伴い、すべての企業・個人事業主は、帳簿書類を電子データで保存する必要があります。
なお、電子保存にあたっては、その内容の真実性や可視性を確保するために、以下の要件を満たすことが求められます。
【電子取引の取引情報に係る電磁的記録の保存等を行う場合の要件の概要】
- 電子計算機処理システムの概要を記載した書類を備え付けること(自社開発のプログラムを使用する場合に限る)
- 見読可能装置を備え付けるなどすること
- 検索機能を確保すること次のいずれかの措置を行うこと
- 次のいずれかの措置を行うこと
- タイムスタンプが付された後の授受
- 授受後遅滞なくタイムスタンプを付す
- データの訂正削除を行った場合にその記録が残るシステム又は訂正削除ができないシステムを利用
- 訂正削除の防止に関する事務処理規程の備付け
国税庁:電子帳簿保存法一問一答【電子取引関係】Ⅱ 適用要件【基本的事項】
電子帳簿保存法対応システム導入の必要性
電子帳簿保存法対応ソフトを導入すると、以下のようなメリットがあります。
【電子帳簿保存法対応システム導入のメリット】
- 時間とコストの削減
- ペーパーレス化
- セキュリティの向上
- 検索性の向上
- 会計ソフトとの連携
紙の書類の管理やファイリング作業が不要になり、経理担当者はより付加価値の高い業務に集中できます。また、紙の書類の保管スペースが不要になり、環境にも優しく、保管にかかるコストも削減できるでしょう。
さらに、電子データによる一括管理で、不正アクセス・持ち出し等のリスクが軽減できるほか、キーワード検索で必要なデータをすぐに探し出すことができるなど検索性にも優れています。このほか、会計ソフトと連携することで、データ入力の手間を省くこともできます。
このように、電子帳簿保存法対応ソフトの導入は、業務効率化を実現し、スムーズな法対応に寄与します。
電子帳簿保存システムの主な機能
電子帳簿保存システムには、以下のような主要機能が搭載されています。
- 書類の電子登録
- 登録した書類の配信・発行
- OCR(光学式文字認識)機能
- 検索機能
- データのバックアップ・復元機能
- タイムスタンプ機能
- アクセス権限の設定
- 監査ログ機能 など
電子帳簿保存システムに搭載されたこれらの機能により、企業の帳簿や書類の管理を、安全かつ効率的
に行うことができます。
電子帳簿保存システムの比較ポイント
電子帳簿保存システム導入に際しては、自社のニーズに合ったもの(自社の課題解決につながるもの)を選びます。具体的には、以下のポイントを比較することが重要です。
- 利用目的に応じたタイプか
- 電子保存したい書類に対応しているか
- 保存要件を満たすことができるか
- 保存できる書類の件数は多いか
- OCR機能が搭載されているか
- 現行のシステムと連携できるか
- 利用料金が予算に見合っているか
利用目的に応じたタイプか
電子帳簿保存システムを選ぶ際には「主にどの書類業務を効率化したいか」を明確化し、将来的な拡張性も考慮しつつ、利用目的に応じたタイプを選ぶことが重要です。主なタイプは以下の通りです。
【電子帳簿保存システムの主なタイプ】
- 様々な帳票類の電子保存に特化したタイプ
- 請求書の受領に特化したタイプ
- 経費精算に特化したタイプ
様々な帳票類の電子保存に特化したタイプは、請求書や経費精算書類のみならず、送り状・発注書・契約書など、様々な種類の帳票類が発生する企業に向いています。
請求書の受領に特化したタイプは、主に発生する書類が請求書である企業に向いています。紙の書類が多い場合はOCR対応のシステムを選んでください。
経費精算に特化したタイプは、特に領収書等が多く発生する企業に向いています。領収書の取り込みや 申請・承認を効率化するシステムもあるので、必要に応じてお選びください。
電子保存したい書類に対応しているか
電子帳簿保存システムを選ぶ際には、自社が電子保存したい書類に対応しているか確認することが重要です。具体的には請求書・領収書・給与明細など、保存したい書類の種類によって、適したシステムが異なる場合があります。
保存要件を満たすことができるか
電子帳簿保存システム選びでは、スキャンデータのタイムスタンプの付与やバージョン管理など、電子帳簿保存法の保存要件を満たすものを選んでください。
なお、JIIMA認証の取得システムは、電子帳簿保存法の保存要件を満たす認証なので、システム選びの際にチェックするのも良いでしょう。
保存できる書類の件数は多いか
電子帳簿保存システムを選ぶ際には、保存できる書類の件数が多いか確認することも重要です。システムによっては保存容量に制限があったり、1ファイル当たりのファイルサイズに上限が設けられているケースもあります。
大量の書類があり、 業務に携わる人数も多い場合は、アカウント数の制限も事前に確認しておくと良いでしょう。
OCR機能が搭載されているか
OCR(光学式文字認識)は、紙の書類をスキャンして電子データに変換する際に、文字情報を自動的に読み取ることができる機能です。
これにより、データ入力の手間を省くことができるため、紙の帳票が発生する企業は、OCR機能が搭載されているシステムを選びましょう。
現行のシステムと連携できるか
電子帳簿保存システムを選ぶ際は、Web APIやCSVファイルによる、既存システムとの連携性も考慮します。連携できない/連携性が悪い場合は、データの移行等に多大なコストがかかる可能性があるためです。
データの移行や統合がスムーズに行えるかどうかを確認し、業務の中断を最小限に抑えるシステムを選ぶようにしましょう。
利用料金が予算に見合っているか
システムの利用価格は、機能・サービス・オプション・プランほか、会社の規模によっても異なる可能性があります。導入コストだけでなく、運用コストも考慮し、費用と性能・サービスの質が釣り合っているかも確認しましょう。
不要な機能・オプションをつけると、無駄なコストが発生するため、スモールスタートすることがおすすめです。
様々な帳票類に対応する電子帳簿保存ソフトおすすめ5選
ここからは、電子帳簿保存のおすすめソフトをチェックします。はじめに、様々な帳票類に対応する電子帳簿保存ソフトのおすすめとして、以下5つをご紹介します。
電子帳簿保存ソフト | 月額料金 | 保存可能件数 | サービスの特徴 |
invox電子帳簿保存 | ミニマムプラン:2,178円 ベーシックプラン:10,780円 プロフェッショナルプラン:32,780円 |
100万件まで基本料金に含まれる ※超過分は100万件ごとに月額税抜10,000円で追加可能) |
10,000社以上の導入実績あり(シリーズ累計) |
バクラク電子帳簿保存 | 無料プラン:
有料プラン: |
無料プラン:保管書類件数の上限:200件〜/月
有料プラン:保管書類件数の上限:500件〜/月 |
解像度・区分等の自動判定機能を無料プランでも使える |
DenHo | ライト:¥9,000~/月 ブロンズ:¥29,000~/月 シルバー:¥81,000~/月 ゴールド:¥149,000~/月(初期費用:100,000円) |
*登録・処理可能枚数
ライトプラン:月100枚まで |
多様なプラン。CSV による一括編集・更新が可能 |
DataDelivery | 月額9,000円〜 (初期費用は無料。費用・保守費用は別途見積もり) |
ー | 大量のデータ・複数のファイルをまたいだ高速検索に対応 |
OPTiM 電子帳簿保存 | 全6プラン(初期費用無料。別途、無料トライアルあり)
月額9,980円(税抜)〜49,800円(税抜) |
容量無制限
(月間アップロード上限はプランごとに異なる:10〜3,000) |
管理台帳をAIが自動作成。インボイス制度にも対応 |
※料金はすべて税込
※2024年3月時点
invox電子帳簿保存
出典:invox電子帳簿保存
invox電子帳簿保存は、AI-OCRとオペレータ確認により、99.9%以上の高精度でのデータ化を実現します。データは、原本画像と比較してチェックすることが可能です。
さらに、ワークフロー機能がついており、承認や削除・訂正におけるチェックなどをスピーディーかつ柔軟に実施でき流ので、ワークフロー機能を重視する企業におすすめです。
月額料金 | ミニマムプラン:2,178円 ベーシックプラン:10,780円 プロフェッショナルプラン:32,780円 |
保存可能件数 |
100万件まで基本料金に含まれる |
※料金はすべて税込
※2024年3月時点
バクラク電子帳簿保存
出典:バクラク
バクラク電子帳簿保存は、書類の取引先名・取引日・取引金額などの検索要件項目を、自動読み取り。さらに入力補完機能もついており、入力作業を最小化します。無料でタイムスタンプが付与されるほか、電子帳簿保存法だけでなくインボイス制度にも対応しています。
初期費用・月額費用0円から試せるため、トライアル導入したい企業、スモールスタートで電子帳簿保存法に対応したい企業などにおすすめです。
月額料金 | 無料プラン:初期費用 + 月額費用0円 有料プラン:9,800円(税込) 〜 |
保存可能件数 |
無料プラン:保管書類件数の上限:200件〜/月 |
※料金はすべて税込
※2024年3月時点
DenHo
出典:DenHo
DenHoは、大手企業・官公庁でも採用される高精度な「スマートOCR」を搭載するサービスです。書類の読み取り ほかデータ分類、タイムスタンプの付与等もAIが実施するため、大幅な効率化が期待できます。紙・電子を問わず検索できる点も特徴です。
紙の書類が多い企業、データ分類に手間取る企業、帳票の全文検索を実施したい企業などにおすすめです。
月額料金 | ライト:¥9,000~/月 ブロンズ:¥29,000~/月 シルバー:¥81,000~/月 ゴールド:¥149,000~/月 (初期費用:100,000円) |
保存可能件数 |
*登録・処理可能枚数 |
※料金はすべて税込
※2024年3月時点
DataDelivery
出典:DataDelivery
帳簿書類・スキャナ・電子取引と、電帳法の全ての区分に対応したシステムです。保存できる書類の種類も多く、人事記録・研究データ・監査などの情報も保存することが可能です。さらに複数のファイルの高速検索にも対応しています。
ファイル検索(データ検索)を頻繁に行う必要がある企業などにおすすめです。
月額料金 | 月額9,000円~ (初期費用は無料。費用・保守費用は別途見積もり) |
保存可能件数 | ー |
※料金はすべて税込
※2024年3月時点
OPTiM 電子帳簿保存
出典:OPTiM 電子帳簿保存
電子帳簿保存法・インボイス制度の両方に対応するシステムです。精度の高いAI-OCRにより、書類の書く項目の自動入力も可能です。AI解析精度の改善依頼ができる「無料AI解析精度改善サービス」の無料提供も特徴となります。
有料プラン(初期費用無料)が6つ用意されているため、細やかにプランを選びたい企業におすすめです。
月額料金 | *全プランで初期費用無料
無料トライアル:月額 無料 |
保存可能件数 |
容量無制限 |
※料金はすべて税込
※2024年3月時点
請求書受領に特化した電子帳簿保存ソフトおすすめ5選
書類業務の中で請求書受領関係が特に煩雑、という企業は「請求書受領に特化した電子帳簿保存ソフト」の導入をご検討ください。
請求書受領に特化した電子帳簿保存ソフトのおすすめとして、以下5つをご紹介します。
電子帳簿保存 ソフト |
月額料金 | 保存可能件数 | サービスの特徴 |
Bill One | 無料:月の請求書受領件数が100件以内の場合 | 無制限 |
請求書受領件数が1ヶ月に100件を超えなければ、無料で使える |
マネーフォワード クラウドインボイス | 要問合せ | 無制限 |
形式を問わない請求書の一括受領・ 紙の請求書の代理受領・処理などに対応 |
freee支出管理 受取請求書キャビネット |
月額4,980円(税抜) |
ー |
外部ストレージ・外部サービスへの連携・同期による書類の自動判別 |
BtoBプラットフォーム 請求書 | 月額:23,000円〜 初期費用:100,000円〜 |
ー | 請求書の受領だけでなく 発行にも対応 |
楽楽電子保存 |
ライト:月額17,000円~(税抜) |
ライト:月間アップロード可能件数100件(超過料金:30円/件) スタンダード:月間アップロード可能件数500件 |
導入実績1,000社。ライトプランからAI-OCR利用可 |
※料金はすべて税込
※2024年3月時点
Bill One
出典:Bill One
AI-OCR+入力オペレーターにより、99.9%のデータ化を実現しているサービスです。スキャン・データ化の代行により、請求書データの一元管理を実現することができます。
月の請求書受領件数が月100件以下であれば無料で使えるため、請求書受領件数が少なく、コストをかけず 請求書業務を効率化したい個人事業者・中小企業などにおすすめです。
月額料金 | 無料:月の請求書受領件数が100件以内の場合 |
保存可能件数 | 無制限 |
※料金はすべて税込
※2024年3月時点
マネーフォワード クラウドインボイス
AI-OCRとオペレーター入力、さらには請求書送付にも対応したシステムです。自社入力不要で、請求書のデータ化・一括管理が可能となります。また、搭載されたAPIを利用することで既存のシステムとも、円滑に連携することができ、自社独自の業務フローの構築が可能です。
請求書受領を含む、自社業務フロー を構築したい企業におすすめです。
月額料金 | 要問合せ |
保存可能件数 | 無制限 |
freee支出管理 受取請求書キャビネット
旧sweeepの本サービスは、アップロードのみならず、専用メールアドレスへのファイル送信でも書類の自動取り込み・保管ができます。タグ付けや振り分けも自動で実施します。また、証憑ごとに閲覧権限の設定・フォルダ分けが可能で、セキュリティの強化にも貢献します。
さらに、外部ストレージ・サービスとの連携・同期による書類の自動判別もできるため、外部ストレージ・外部サービスに多くの書類を保存している企業にもおすすめです。
月額料金 | 月額4,980円(税抜) ※電子保管が月50枚を超えた分は1,500円/50枚もしくは50円/枚 |
保存可能件数 | ー |
※料金はすべて税込
※2024年3月時点
BtoBプラットフォーム 請求書
請求書の受け取り・発行に対応する、100万社の導入実績があるサービスです。APIによって既存システムと連携できるほか、AI-OCRのみならず、紙でのやり取りを効率化する郵送代行サービスにも対応しています。
支払通知書・督促など機能も豊富なため、機能性・拡張性・サービスの幅広さを重視したい企業におすすめです。
月額料金 | 月額:23,000円〜 初期費用:100,000円〜 |
保存可能件数 | ー |
※料金はすべて税込
※2024年3月時点
楽楽電子保存
出典:楽々電子保存
1000社の導入実績を誇るサービスです。請求書ほか納品書・領収書の電子データ保存にも対応しています。AI-OCRによるスムーズな自動入力と、簡単な操作性も特徴で、マイページに請求書が集約できます。
必要な機能がシンプルに揃えられているため、初めて請求書システムを導入する企業にもおすすめです。
月額料金 | ライト:月額17,000円~(税抜) スタンダード:月額28,500円~(税抜) プロ:お見積り |
保存可能件数 |
ライト:月間アップロード可能件数100件 |
※料金はすべて税込
※2024年3月時点
経費精算に特化した電子帳簿保存ソフトおすすめ5選
最後に、経費精算に特化した電子帳簿保存ソフトのおすすめとして、以下5つをご紹介します。
電子帳簿保存 ソフト |
月額料金 | 保存可能件数 | サービスの特徴 |
TOKIUM経費精算 | 初期費用・月額10,000円 +領収書の件数に基づく従量制費用 |
無制限 |
利用できる |
楽楽精算 | 初期費用100,000円+月額費用30,000円~ (※月額費用はユーザー数に応じて変動) |
ー | 導入サポート期間は、専任スタッフが支援 |
マネーフォワード クラウド経費 |
各プランの基本料金+各サービスの従量課金+ |
無制限 |
電帳法スキャナ保存ソフト法的要件認証(2016年)の経費精算システム第1号。データ無期限保存 |
Concur Expense | 月額料金:1ユーザー30,000円台〜 (※4プランあり。) 中堅企業・大企業向け「Concur Expense Professional」は要見積もり) |
ー | QRコード決済・法人カード・交通ICカードなど、 様々なサービスとの連携可 |
経費BANK | 月額使用料(5ID):1,650円(税込)〜 |
10GB単位で添付ファイル容量追加可 |
SBIグループ提供の低コストサービス |
※料金はすべて税込
※2024年3月時点
TOKIUM経費精算
99.9%以上のデータ化と、90%以上の経費精算業務削減を誇る、利用ユーザー数無制限のサービスです。領収書データの入力・保管・ 原本突合の代行も可能で、スマートフォンで簡単に経費精算が実現します。また、36以上の会計システムとの連携実績があります。
この他、全社員を対象とするサポート窓口も用意されているため、システム利用時の不明点やトラブルをスムーズに解決したい企業におすすめです。
月額料金 | 初期費用・月額10,000円+領収書の件数に基づく従量制費用 |
保存可能件数 | 無制限 |
※料金はすべて税込
※2024年3月時点
楽楽精算
出典:楽楽精算
カスタマイズ性の高いサービスです。レイアウト・申請項目・承認フローなどを自社に合わせて設定できます。 またクレジットカード連携や、交通系ICカードの読み取りにも対応しています。
また導入サポート期間については、専任スタッフによる支援が受けられるため、スムーズな導入を重視する企業におすすめです。
月額料金 | 初期費用100,000円+月額費用30,000円~ (※月額費用はユーザー数に応じて変動) |
保存可能件数 | ー |
※料金はすべて税込
※2024年3月時点
マネーフォワード クラウド経費
電帳法スキャナ保存ソフト法的要件認証を、国内で初めて取得したサービスです。OCR・オペレーターの両入力ほか、スムーズな突合確認や二重申請の検知に対応。ユーザーによる削除・退会などがない限り、 データが無期限に保存されます。
チャット機能が内蔵され、申請者・承認者のやり取りも可能なため、業務効率化に加え、 経費精算における速やかなコミュニケーションを重視する企業にもおすすめです。
月額料金 | 各プランの基本料金+各サービスの従量課金+ 各種オプション料金(請求書の郵送機能・経費のオペレーター入力など) (※従業員数51名以上の場合は個別相談) |
保存可能件数 |
無制限 |
※料金はすべて税込
※2024年3月時点
Concur Expense
「経費精算をなくす」というビジョンを掲げるSAP Concurのサービスです。QRコード決済・ 法人カード・交通ICカードなど、 様々なサービスとの連携が可能で、入力レスの実現に寄与します。
企業の課題に対するソリューション提供もしており、領収書監査・規定監査等のサービスも用意されているため、 これらのサービスに興味がある企業にもおすすめです。
月額料金 | 月額料金:1ユーザー30,000円台〜 (※4プランあり。中堅企業・大企業向け 「Concur Expense Professional」は要見積もり) |
保存可能件数 |
ー |
※料金はすべて税込
※2024年3月時点
経費BANK
出典:経費BANK
初期費用なしで月額1500円から利用可能な、リーズナブルなサービスです。AI-OCRによる自動読み取りオプションが用意され、会計ソフトへの仕訳データ入力・承認フロー設計・法人カードなどに対応します。 特に交通IC カードは、利用履歴を取得してそのまま経費申請できます。
費用が低額なため、リーズナブルに経費精算業務を効率化したい企業にもおすすめです。
月額料金 | 月額使用料(5ID):1,650円(税込)〜 |
保存可能件数 |
10GB単位で添付ファイル容量追加可 |
※料金はすべて税込
※2024年3月時点
まとめ
猶予期間が終了し、2024年より本格施行された改正電子帳簿保存法。今後の帳票システム導入においては、電子帳簿保存法に対応していることが大きなポイントとなります。
電子帳簿保存システムの導入には、業務負担の軽減・業務効率化・ 検索性の向上・セキュリティ強化など、 多くのメリットがあります。将来の運用・拡張性も考慮した上で、自社ニーズを満たす電子帳簿保存システムを選びましょう。
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