生成AI

最終更新日:2024/03/08
今週6月19日~21日にかけて東京ビッグサイト青海展示棟で教育・学校系の展示会「第10回教育ITソリューションEXPO」が開催されています。教育向けのITソリューションの中でもAI・人工知能を活用したものがあり、多くの教育関係者の注目を集めています。今回は気になったAIソリューションを4点紹介させていただきます。
メディアオーパスプラス社は、学習塾や大学などに学びの映像制作・配信、教材のデジタル化を支援する「Contents+」と、最新のAI(機械学習手法等)を活用したデータサイエンスを提供する「Knowledge+」を提供する学びのテクノロジー企業です。
AIデータサイエンスソリューション「Knowledge+」では、学習塾や学校がこれまで一般的に利用してきたグラフ化、クロス集計、簡単な相関関係の分析データをもとに予測を立てることができます。
プロモーションによる入塾率の予測や、テストや出席率をもとにした退塾率の予測など幅広く使われています。
NTT東日本が提供する教育向けのサービスは、手書き書類や帳票の文字を読み取りデータ化するAIーOCR「AIよみと~る」。
AIよみと~るを活用することで学校で大量に出力されるプリント書類をデータ化することができます。
驚いたのは、この「AI-OCR」は殴り書きも文字認識できるところです。
「AIよみと~る」を導入することで教職員の方の労力はだいぶ削減されるのではないでしょうか。
東計電算が提供するAIサービスは大学の退学者を抑制することができるサービス。
これまでの退学理由を分析することで退学予測者への個別計画を作成し、退学予測者への個別アプローチを実施することができます。教育の分野での予測AIはこのような使い方があるのかと納得。
BasicMakerは手間のかかるテストの事前設定をAIが代行します。まずは模範解答をスキャンさせAIが自動で枠を認識。
あとはマウス操作で配点を設定するだけで完了。専用用紙を必要とせず、先生が自作のテストを普通のプリンターで印刷するだけで使えるので、コストを大幅に削減することが可能です。採点が完了すると解答用紙に採点結果が印字されPDFにて出力できます。
AIの認識技術を利用した採点システムが今後の学校のテストで普通に使われる日が近いかもしれません。
教育ITソリューション EXPOは明日6月21日まで開催しています。
第10回 教育ITソリューション EXPO
主催:リード エグジビション ジャパン 株式会社
会期:2019/6/19(水) 〜 6/21(金)
会場:東京ビッグサイト 青海展示棟
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