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最終更新日:2024/04/05
ECサイトの利用者の8割が、商品以外の関連情報も見たいと回答しました。
このAIニュースのポイント
ECサイトの利用者の8割が、商品以外の関連情報も見たいと回答しました。
NTTレゾナント株式会社が、AI型ECサイト内検索ソリューション「goo Search Solution」において独自調査第3弾(2022年)として実施した、ECサイトの使いやすさに関する調査結果の一部を公開しました。
新型コロナウイルス感染症拡大に伴う巣ごもり消費の影響により、日本の物販分野におけるEC市場規模は2021年に年間13兆円を超えました。
これは前年比8.61%の伸長となり、市場規模は拡大しつづけています。
一方で、膨大な数のECサイトが存在しているため事業者同士の競争は激化しています。
今回NTTレゾナントは、ユーザー目線の使いやすさという観点で、検索とコンテンツの二軸で調査を実施しました。
(1) ECユーザーの約8割が「商品検索で困った」経験あり
ECサイトの商品検索で困った経験があるか質問したところ、全体の約8割が何らかの理由で困った経験を持つことがわかりました。
具体的には「関係のない商品が上位に表示されていた」(29.6%)が最も多く、「検索結果が多すぎて探せなかった」(28.5%)が続きました。
ユーザーは、検索意図とは関係ない商品が表示されることに不満を抱いていることが明らかになりました。
(2) ECユーザーの7割以上が「キーワード検索」を利用
続いて、ECサイトで商品を探す方法に関する質問では「キーワード検索」(71.2%)がトップに。
2位の「カテゴリからたどる」(45.0%)と26.2%差をつけました。
商品を探しやすいECサイトを作るためには、まずはキーワード検索を改善することが必要だと考えられます。
(3) ECユーザーの約8割が商品を探す際、関連情報も「見たい・検索したい」
ECサイトで商品を探す際に、商品情報以外に見たい・検索したいと思う情報について質問したところ、「商品の利用イメージや着用イメージ」が39.9%と最も多く、2位以下は「店舗の在庫情報」(28.0%)、「返品や送料などのFAQ」(26.5%)、「商品の紹介動画」(26.2%)でした。
「特になし」は21.6%にとどまることから、EC利用者の約8割は関連情報も求めていることがわかります。
購入者レビューやコーディネート画像、FAQなどの情報を充実させ、適切なタイミングで届けることが重要といえます。
レポートの詳細は、goo Search Solution公式ホームページにて公開されています。
【調査概要】
調査対象者:18歳~69歳の男女(1カ月以内にECサイトを使用した人)
有効回答者数:1,037名
調査期間:2022年3月16日~2022年3月17日
調査方法:インターネットリサーチ
本調査では小数点第2位で四捨五入しているため、足し上げても合計数値が100%にならない場合があります。
出典:goo
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