イオン、いわき市でメタバースと生成AIを活用した津波避難訓練を実施
最終更新日:2024/02/20
イオンは、東北大学、九州大学、いわき市と協力し、メタバースと生成AIを活用したアプリによる津波避難訓練を実施します。
このAIニュースのポイント
- いわき市のイオンモールでメタバースと生成AIを活用した避難訓練を実施
- 避難を支援するメタアースのスマホアプリと、避難所を支援するのAIアバターの実用性を実証
- 防災DXを促進し、持続可能で安全な社会づくりを目指す
国立大学法人東北大学災害科学国際研究所、国立大学法人九州大学データ駆動イノベーション推進本部、イオン株式会社、イオンモール株式会社、いわき市は、2024年3月3日(日)にイオンモールいわき小名浜とその周辺地域で、最新のデジタル技術を活用した津波避難訓練を実施します。
頻発する地震津波災害や気候変動により激甚化する気象災害への減災対策において、AIやメタバース等の最新デジタル技術を活用する防災DXは、より安全で持続可能な社会を実現する上で重要性を増しており、防災DXを実現には、人とデジタル空間の間で情報をスムーズにやり取りできることが重要です。
今回の避難訓練はデジタル防災技術の実証実験も兼ねており、メタバースが活用された避難を支援するスマホアプリと、避難所でアドバイスをするAIアバターの有効性についての検証も行います。
カメラに写った画像から正確にカメラの位置や向きを特定する「Visual Positioning System」により、実空間に情報を表示することができるメタバースが実現し、スマホアプリとして提供されます。
また、避難者や避難所の運営をサポートするAIアバターが、イオンモールいわき小名浜に設置されます。多くの防災に関する知識を習得し、大規模言語モデルによる生成AIで構築された対話が可能なAIアバターの有効性が検証される予定です。
イオンは実証で得られた参加者の意見や避難行動データを基に、防災DXを推進し、より安全で安心に暮らせる地域・社会づくりに貢献していくとコメントしています。
出典:イオン
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