生成AI

最終更新日:2025/12/09
デジタル庁 PLaMo翻訳 利用開始
デジタル庁は、生成AI利用環境「源内」を通じて、PFNが開発する「PLaMo翻訳」を政府職員に提供します。
このニュースのポイント
デジタル庁は、生成AI利用環境「源内」を通じて、株式会社Preferred Networksが開発する「PLaMo翻訳」を政府職員に提供します。12月中にデジタル庁内での利用を開始し、2026年以降、他府省庁への展開を計画しています。
デジタル庁では、ガバメントAIの具体化に向け「源内」を各府省庁へ展開しており、情報システムに関するセキュリティを適切に確保した上で、生成AIを業務で活用できる環境整備を進めています。
「PLaMo翻訳」は、海外の既存LLMをベースとせず、アーキテクチャ設計から学習までを国内で完結し、日本語を入力・出力言語とするテキスト翻訳に特化した国産LLMです。
行政実務の質向上・省力化、公務員の働き方改革を進めるためにはAIの利活用が不可欠です。中でも「PLaMo翻訳」のような、行政文書に特有の日本語表現や記述様式に適合した国産LLMの活用は、行政の信頼性を確保しつつ、安心安全な生成AIの利活用を推進する上で重要になります。
デジタル庁は、国内企業等との連携・協力を通じて、日本の文化・習慣等を踏まえ、国内開発AIについても積極的に活用できる環境の整備を進めることで、行政実務における国内開発AIによる有効な活用事例の創出と、継続的な精度向上サイクルの形成を目指していくとコメントしています。
出典:デジタル庁
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