AIで街の快適を見える化!次世代仮想センサの実用化に向け共同開発開始
最終更新日:2024/02/13
ミルウスとUNTRACKEDは、サイバー空間で個人や集団の体と心の状態を可視化する次世代仮想センサmiruWs (R) 2.0の実用化に向けて、共同開発を開始しました。
このAIニュースのポイント
- ミルウスとUNTRACKEDが次世代仮装センサの実用に向けて共同開発を開始
- 取得した脈波や心電波形を、クラウド上のAI技術や高度な信号処理技術を用いて解析
- プライバシーを尊重しつつ個人と集団の体と心を可視化することを目指す
北海道大学認定ベンチャーのミルウスと横浜国立大学発ベンチャーのUNTRACKEDは、両社の技術を融合し、サイバー空間で個人や集団の体と心の状態を可視化する次世代仮想センサmiruWs (R) 2.0の実用化に向けて、共同開発を開始しました。
ミルウスは、多様な日用品センサを用いた非侵襲・無意識・連続センシング・システムをサイバー空間で定義する「仮想センサ」の実用化を推進してきました。同時に、非侵襲・無意識・連続センシングにおいて不可欠なプライバシー保護を実現する分散型パーソナルデータ収集・保管・活用システム「miParu(R)パーソナルデータストア(PDS)」システムの開発・実用化も行っています。
一方、UNTRACKEDは高齢者の転倒リスクを可視化する立位年齢測定装置「StA2BLE」の開発・商品化や横浜国立大学島研究室が開発した多様なAI解析技術の実用化を推進してきました。
今回、共同開発に合意した「仮想センサ miruWs(R) 2.0」は、従来の「仮想センサ」を「miParu(R)パーソナルデータストア(PDS)」システム上で実現します。「miParu(R)クラウド」内に、両社が共同開発した多様な解析処理・AI処理、WEB-API等で得られるパートナー各社の解析結果を組み込むことで、サイバー空間の多様な応用に対して高レベルのセンシング結果を提供。個人だけでなく集団の非侵襲・無意識・連続センシングデータを提供者のプライバシーを保護して提供する、世界的にも類を見ないプライバシー保護機能を有したサイバー空間上のセンサです。
miruWs (R) 2.0では、心電や脈波といった生体信号を利用シーンに応じた最適な非侵襲無意識連続計測センサで取得して感情推定を行います。物理センサの多様性に対応するために本仮想センサのAIは、知識の蒸留による機械学習を用い、取得した脳波、脈波、心電、発汗などの多様な生体信号でAI学習を実施。その学習結果をリストバンド等の利用シーンに最適な物理センサをシンプルなAIに入力して感情を推定します。
各範囲に色を割り当てる事により、地図上の表示や時系列表示をWEB-APIで閲覧することも可能です。
また、匿名化して得られたデータを集団の感情データとして統計処理することにより、観光客が快適と感じる地域・施設を可視化したり、手術中に医師が不安を感じる施術を洗い出したりする事が可能となります。
将来的には、パーソナルデータを活用する各分野の企業・研究機関等に提供して応用分野開拓や各分野に適したAIモデルの開発などを推進する予定となっています。
出典:PR TIMES
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