高専生が挑む「ものづくり×AI」ビジネスコンテスト「DCON2024」1次審査結果発表
最終更新日:2023/11/06
JDLAは、高専生による事業性を競うビジネスコンテスト「DCON2024」の一次審査結果を発表。全国31高専60チームが通過しました。
このAIニュースのポイント
- ものづくりとAIの融合による社会課題解決に挑むビジネスコンテスト「DCON2024」の一次審査結果が発表
- 60チームが一次審査をクリアし、プロトタイプを制作して二次審査に臨む
- 最終審査では、プロトタイプの技術的実行可能性と事業計画の妥当性が決定的な要素となる
一般社団法人日本ディープラーニング協会(JDLA)は、ものづくりとAIの融合による社会課題解決に挑むビジネスコンテスト「DCON2024」の一次審査結果を発表しました。全国各地の学生たちによる72チームのエントリーの中から、60チームがその革新的なアイディアと事業計画の実行可能性を認められ次のステージへと進出します。
今年のエントリー作品は、現代社会が直面するストレスや睡眠不足などの健康問題、交通事故の防止策にAIを取り入れた「よりよい社会」をつくるためのプロジェクトが多くみられました。ほかにも地域固有の課題を解決するためのアイディアも多く、例えばモンゴルの高専生からは遊牧民の家畜管理を改善する独自のアイディア等が提案され、注目を集めました。
DCON2024 一次審査通過チーム(全60チーム)
技術的な側面からは、文章生成や画像生成のようなAIを利用した新しいビジネスモデルが提案されており、審査員からも「事業化の可能性がある」との高評価を受けています。
今後の流れとしては、一次審査を通過した60チームが約2ヶ月間でプロトタイプを制作し、それに基づく説明資料とデモ動画を二次審査のために提出します。選考は経験豊かなメンターが担当し、二次審査通過チームはメンターと共に本選(最終審査会)に向けて、プレゼンテーション資料の準備を行います。2024年5月には最終プレゼンテーションが行われ、技術的な完成度と事業プランの説得力をベンチャーキャピタリストが評価し、最優秀賞を決定します。
制作に必要な計算資源やプラットフォーム、制作費などの各種補助はコンテスト運営から提供されます。「DCON」は、AIと革新的なビジネスアイディアを育てる機会を提供するとともに、次世代の技術者や起業家を発掘する場としても大きな期待が寄せられています。
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