サイバーエージェント「AIオペレーション室」を新設
最終更新日:2023/10/24
サイバーエージェントは、生成AIを活用しサービスのさらなる価値創出することを目的に「AIオペレーション室」を新設しました。
このAIニュースのポイント
- 「AIオペレーション室」の他「ChatGPTオペレーション変革室」「アニメーションAI Lab」「ゲームAI Lab」を2023年10月に新設
- 「AIオペレーション室」では、生成AI技術分野において、全社員の生成AIに関するリテラシー向上に向けた取り組み強化とあわせ、生成AIを業務で活用できるための環境整備を推進していく
- 生成AI活用強化に向け「賞金総額1,000万円!生成AI徹底活用コンテスト」の開催や「生成AI徹底理解リスキリング for Everyone」の実施を予定している
株式会社サイバーエージェントは「AIオペレーション室」を新設したと2023年10月18日に発表しました。現在のオペレーション業務を2026年までに6割削減させ、生成AIを活用することでサービスのさらなる価値創出を目指します。
サイバーエージェントは、2016年にAI研究組織「AI Lab」を設立しました。2023年5月には独自の日本語LLMを開発し、一般公開するなど生成AI技術の研究開発を行っています。
また「AIオペレーション室」のほかに、広告オペレーションにおける作業時間短縮を目的とした「ChatGPTオペレーション変革室」アニメーション業界やゲーム業界における生成AI研究開発組織「アニメーションAI Lab」「ゲームAI Lab」も2023年10月に新設するなど、新しい開発・制作ワークフローの構築に積極的に取り組んでいます。
サイバーエージェントは、生成AI活用強化に向けた取り組み事例として、全従業員を応募対象とした「賞金総額1,000万円!生成AI徹底活用コンテスト」を開催しました。さらに、全社員が生成AIによる業務効率化や新規事業の着想を得られる状態を目指し「生成AI徹底理解リスキリング for everyone」を11月に開始する予定です。
サイバーエージェントは「生成AI活用ノウハウの蓄積、プロダクト開発や業務プロセスの整備と標準化、AI人材育成を強化することでAI活用を加速させ、さらなる業務効率化・新規事業の創出・サービスの価値創造を目指していきます」とコメントしています。
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