生成AI
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最終更新日:2024/11/07
Cohesityは「Cohesity Gaia」に新たにビジュアルデータ探索機能を導入しました。非構造化データを視覚的に分類することでユーザーのインサイト取得を支援します。
このAIニュースのポイント
Cohesity Japan株式会社は、今年発売した業界初となる生成AI活用会話型検索アシスタント「Cohesity Gaia」に、特許出願中のビジュアルデータ探索機能を導入したと発表しました。
従来のデータ探索アプローチでは、80%以上を占める企業の非構造化データからインサイトを得ることが難しく、構造化システムに保存された情報のごく一部のデータに基づいてクエリを実行していたため、レポート作成や分析が不完全・不正確となっていました。
今回新しくなった「Cohesity Gaia」は、生成AIの機能を企業データに取り入れることで様々なユースケースにおけるインサイトのスピードと質を向上させます。
具体的には、電子メールやPDF、スプレッドシートなどの一般的なフォーマットで保存されたデータをインデックス化し、自動でテーマごとに視覚的に整理します。また、自然言語処理と高度なAIテクノロジーであるトピックモデリングを使用することで、文書やファイル全体の隠れたテーマ構造を瞬時に特定できます。
他にも、ユーザーが各テーマをクリックすると質問とクエリの候補リストが作成され、プロンプトと対話することで最も関連性の高い情報を迅速に発見できます。これにより、膨大なデータセットを扱う際でもインサイト獲得に至る明確な出発点が導き出せます。
さらに、Gaiaの新たなワークロードとデータソースのサポート拡充によって、Dell EMC Isilon、Netapp NAS、物理ファイルサーバー、Cohesity Smartfilesなどのファイルサーバーに加え、Microsoft 365のクラウドサービスからCohesityプラットフォーム上で保護された企業データの分析が可能になりました。
Cohesity CTOのCraig Martell氏は「Cohesity Gaiaは、ビジネスユーザーが必要とするデータが異なるシステムや場所に分散していても、過去のデータであっても、正確で有益な結果を引き出せる環境を提供します」とコメントしています。
出典:PR TIMES
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