中外製薬がFRONTEOの自動分類・審査AIシステム「Mekiki」導入 必要な情報をより確実に検知可能に
最終更新日:2022/12/09
中外製薬は、FRONTEOの自動分類・審査AIシステム「Mekiki」を導入しました。
このAIニュースのポイント
- Mekikiは専門性の高い情報を目的に応じて検出・分類し、文書管理・審査業務の効率化と負担・コスト低減に貢献するシステム
- 今回の導入で、中外製薬の医薬品の安全性情報を人の目で確認する業務に関し自然言語処理AI技術を活用することが可能に
- 必要な情報検知のより確実な実施の支援を図る
中外製薬株式会社は、株式会社FRONTEOの自然言語処理AIエンジンConcept Encoderを活用した自動分類・審査AIシステム「Mekiki」を導入しました。
Mekikiは、AIを用いて製薬企業・医療機関・研究機関等で取り扱われる疾患情報や特許情報、薬剤の安全性情報・競合品情報、営業・広報関連文書など専門性の高い情報を、目的に応じて検出・分類し、文書管理・審査業務の効率化と負担・コスト低減に貢献するシステムです。対象とするデータは文書ファイル・電子メール・スライドファイルなど、どのような形式でも処理が可能で、専門用語や業界特有の分類・管理基準にも対応していることが特徴です。
今回の導入で、中外製薬のメディカルアフェアーズ本部における、医薬品の安全性情報を人の目で確認する業務に関し、自然言語処理AI技術を活用することが可能になります。これにより、必要な情報検知のより確実な実施の支援を図ります。
FRONTEOは「今後も高性能のAIシステムの提供を通じて医療・製薬業界のDX推進と業務の質向上・効率化に貢献していきます。」とコメントしています。
出典:FRONTEO
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