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最終更新日:2024/09/30
OpenAIはChatGPTの有料プラン向けに高度な音声機能を追加したと発表しました。人間に匹敵する応答速度と感情表現によって、より自然で流暢な会話体験ができます。
このAIニュースのポイント
OpenAIは9月24日(現地時間)、アプリ版ChatGPTの有料プラン向けに高度な音声機能「Advanced Voice Mode」を追加したと発表しました。Plusプラン以上で利用でき、日本語を含む50以上の言語で自然な会話体験ができます。
「Advanced Voice Mode」は、ChatGPTでのやり取りをまるで人間を相手にしているかのような、自然な応答速度と感情表現で音声会話ができる機能です。
対応モデルはマルチモーダルに対応する最新モデル「GPT-4o」で、様々な言語を識別し複雑な会話に対して高速に返答文と音声を生成します。
ユーザーの話す速度や非言語的な手掛かりを理解し抑揚のある感情表現で発話できるほか、会話中でも音声について高度な指示が可能で、会話速度の変更やアクセントの改善などが行えます。
声となる音声は、事前に発表されていた4種類と今回発表された5種類で、合計9種類から選択できます。
また、ChatGPTとの対話をより便利にする機能「Custom instructions」にも対応しており、口調やキャラクターの調整ができるほか、事前に出力方法や基準が設定できます。これにより、ユーザーのパーソナル情報を考慮した提案や、多言語学習など利用用途を限定した活用が、自然な会話の中で行えます。
「Advanced Voice Mode」には一日の使用量に制限が設けられており、変動するものとされていますが、制限15分前には通知が届く仕様となっています。
今回のアップデートで、ChatGPTとの音声対話によるコミュニケーションがさらに豊かになることが期待されます。
出典:X(@OpenAI)
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