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最終更新日:2024/04/08
AIチャットボットの種類を紹介!
AI(人工知能)の技術が発展したことにより、近年はさまざまな業界でAIが積極的に導入され始めています。
特に、AIを活用したチャットボットは問い合わせ対応の効率化・自動化を実現できることから、注目を集めているのです。
そのため、「問い合わせ対応業務の負担軽減」を実現したい企業の中には、チャットボットの導入を検討している人も多いでしょう。ただし、チャットボットにはいくつかの種類が存在するため、あらかじめ種類ごとの特徴を理解した上で導入を検討することが重要です。
今回は、チャットボットの種類やタイプ別の特徴を詳しくご紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
チャットボットについて詳しく知りたい方は以下の記事もご覧ください。
チャットボットとは?意味やメリット、活用事例を徹底紹介
チャットボットは、大きく分けると「シナリオ型」「AI搭載のFAQ型」の2種類が存在します。シナリオ型とは、あらかじめ設定したルールに沿って回答するタイプです。一方のAI型は、データ解析を繰り返して回答精度を高めていきます。それぞれのタイプについて、より詳しく見ていきましょう。
シナリオ型チャットボットは、あらかじめシナリオを作成しておき、そのシナリオに沿って回答を行うという仕組みのチャットボットです。ルールベース型とも呼ばれることがあります。
営業時間、料金、定員数といった頻繁に寄せられる傾向がある定型的な質問への回答を自動化させることが可能です。また、必要に応じて「よくある質問」の回答が掲載されているページに誘導させることもできます。
ただし、シナリオ型チャットボットが対応できるのは「シナリオに設定されている質問のみ」であり、シナリオ外の質問に対応することはできません。そのため、頻繁に寄せられる質問だけにしか対応できない点は把握しておく必要があるでしょう。
AI搭載のFAQ型スマートスピーカーは、あらかじめ準備したデータだけでなく、ユーザーがチャットボットを使用したときのデータを蓄積することでAIが学習を重ねていき、回答精度を向上させていく仕組みです。
チャットボットでは、同じ質問でもユーザーによって異なる言葉(フレーズ)が用いられるが多々あります。たとえば、アパレル業界のチャットボットであれば、「ズボン」を「パンツ」と表現する人も少なくありません。こういった表現の違いにも、柔軟に対応できるようにしておかなければ、チャットボットが適切な回答を行えなくなってしまうのです。
しかし、AIが搭載されているチャットボットであれば、過去のユーザーとのやり取りを学習していくため、異なるフレーズにも柔軟に対応できるようになります。また、会話履歴を学習して最適な商品のレコメンドをするなど、データを最大限活用できる点も大きな魅力といえるでしょう。

シナリオ型チャットボットとFAQ型チャットボットには、それぞれ異なるメリット・デメリットがあります。自社にとって最適なチャットボットを導入するためには、それぞれのメリット・デメリットを事前に把握しておくことが重要になりますので、ここでチェックしていきましょう。
シナリオ型チャットボットのメリットとしては、データベースが用意されている状態であれば簡単に導入できる点です。シナリオに沿って回答を行う仕組みなので、間違った回答をしてしまう心配がない点もメリットといえるでしょう。
そのため、「データベースの準備に時間がかからず、比較的簡単な質問への対応を自動化したい企業」によって、導入のメリットが大きいタイプといえます。
シナリオ型チャットボットのデメリットとして挙げられるのは、「シナリオに沿った回答しかできない」という点です。シナリオから外れた質問には対応できないため、「チャットボットが対応できない質問にはオペレーターが対応する体制」を整えておくことが大切になります。
また、多くの質問に対応できるチャットボットを構築する場合には、準備するデータベースの量も膨大になってしまうため、多くの時間を要することになるでしょう。
FAQ型チャットボットのメリットとして挙げられるのは、「シナリオ型チャットボットよりも複雑な質問に対応できる」という点です。先ほどもご紹介したように、FAQ型チャットボットは過去のやり取りをデータとして蓄積していくため、問い合わせが増加するごとに回答精度が向上されていきます。そのため、より広範囲の質問に対応することができるのです。
チャットボットの対応範囲が広がれば、オペレーターの業務負担も軽減されることになるため、業務効率化を課題としている企業にとって大きなメリットがあるでしょう。また、シナリオ型のようにルールを導入前に設定する必要もないため、効率的に導入できる魅力もあります。
FAQ型チャットボットのデメリットとして挙げられるのは、「高い精度を実現するためには膨大なデータが必要になる」という点です。ルールを事前に設定する必要はありませんが、精度を高めるために日々教師データを蓄積していく必要があります。そのため、運用開始直後のデータが少ない段階では、高い回答精度は期待できないでしょう。
そのため、運用実績の豊富なチャットボットサービスを利用して、高い回答精度を実現することが成功の鍵となります。また、AIが正しくチューニングされているか定期的に確認することも重要であるため、導入後のサポート体制が充実しているサービスを選ぶこともポイントとなるでしょう。
現在は、さまざまな企業からチャットボットが販売されています。それぞれのチャットボットに異なる特徴があるため、事前に特徴を把握した上で比較検討していくことが大切です。
ここからは、おすすめのチャットボット製品をタイプ別に紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
・チャットボット SYNCPIT
SYNCPITは、月額100円のチャットボットで情シス・総務の業務を自動化できるチャットボットです。LINEやChatwork、slackといったチャットサービスと連携させて使用できるため、新しいツールを導入する必要がありません。
また、ヘルプデスクサービスやユーザー専用サイトといった運用後のサポートコンテンツも充実しているため、万が一トラブルが発生しても冷静に対処できるでしょう。さらに、無料体験版も用意されているため、無料で試してから本格導入を検討するのも一つの手段といえます。
チャットボット(株式会社 pluszero)
株式会社 pluszeroが提供しているチャットボットは、表記揺れのある質問にも対応することができ、オペレーターの負担軽減や商品提案の自動化など、さまざまな課題を解決に繋げることが可能です。
チャットボットに対して既存のFAQリストの取り込みや・商品提案の過去のやり取り・会話データの中から質問パターンを分類するなどのシナリオ設定を行うことができるため、質問対応や提案のクロージングまでを効率的に実施できます。
チャットボット Assistant AI Roanna -ロアンナ-
Roannaは自然言語(話し言葉)を理解するAI「NSU」を利用したQ&A対応のAIプラットフォームです。人の話し言葉による幅広い漠然とした質問に強みがあります。定型選択型ではないファジーな問い合わせに対応でき、UIはユーザビリティに合わせて選択することが可能です。
また、Roannaのエンジンである「NSU」を更に拡張し、用途を広げて活用することもできます。一問一答形式(単一文章理解)、特徴抽出(複数文章理解)、対話型ソリューション(多段階文章理解)、音声認識技術連携(音声対話ソリューション)等に活用できるため、幅広くAIを活用したい企業にとって多くのメリットを得られるチャットボットといえるでしょう。
goo AI x DESIGN(エーアイクロスデザイン)
NTTレゾナント株式会社が提供しているgoo AI x DESIGN(エーアイクロスデザイン)は、ディープラーニング技術を活用した対話AIソリューションです。単なるツール提供だけでなく、これまでのサービス提供実績から得たノウハウにより、課題に合わせたAIチャットボットをデザインします。
そんなgoo AI x DESIGNは、NTTレゾナントが1997年より運用しているポータルサイト「goo」や関連するサービスから得られた膨大なデータを用いた、独自の対話AIエンジンを活用しています。そのため、パッケージ商品では難しい、顧客のご要望に合わせた細かいカスタマイズが可能です。
また、単なる一問一答形式のルールベースだけでなく、ディープラーニングを用いることで、言語の意味理解と文脈理解を実現し、まるで人間と会話しているかのようなリアルな対話体験を生み出してくれるのも特徴の一つです。goo AI x DESIGNのチャットボットは親しみやすく、使って楽しいサービス設計のため、ロイヤリティやエンゲージメントを向上させ、高い顧客満足度を実現します。
Enour AI ChatSupport(AIチャット)
株式会社オプテージが提供しているEnour AI ChatSupport(AIチャット)は、さまざまな問い合わせ業務に対してAIが自動回答を行うことで顧客の業務を支援するサービスです。国産エンジンを利用しているため日本語に強く、独自の自然言語解析技術により、 少ない学習データでも高い精度を実現しています。
日々の問い合わせ対応をAI ChatSupportに任せることで、「夜間対応」・「ピーク時」の対応を自動化・効率化できるため、さらなる顧客満足度向上に繋げることができるでしょう。

今回は、チャットボットの種類とタイプ別のメリット・デメリットをご紹介しました。種類ごとに異なるメリット・デメリットがあるため、自社の課題を解決へと導く特徴を持ったチャットボットを選ぶことが大切です。
どれだけ知名度の高いチャットボットでも、自社の課題解決に繋がる機能が搭載されていなければ、チャットボットの導入が失敗に終わってしまう可能性もあります。そのような失敗を防ぐためにも、チャットボットの特徴やメリット・デメリットを理解した上で導入を検討してみてはいかがでしょうか。
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