藤沢市 歩行分析AIサービス「CareWiz トルト」を市内介護事務所に導入
最終更新日:2022/08/08
藤沢市はエクサホームケアが開発した、歩行分析AIサービス「CareWiz トルト」を活用した実証事業を開始しました。「CareWiz トルト」は利用者の歩行を撮影してAIが分析したデータを共有することで在宅医療・介護サービスの質の向上を図るサービスです。
このAIニュースのポイント
- 藤沢市は市内介護事務所に歩行分析AIサービス「CareWiz トルト」を導入
- 「CareWiz トルト」は歩行の様子を撮ることでAIが歩行を分析・データ化
- 在宅医療・介護サービスの質の向上、業務効率化で医療専門職の人手不足問題を解消
藤沢市は株式会社エクサウィザーズの子会社である株式会社エクサホームケアが開発した、歩行分析AIサービス「CareWiz トルト」を活用した実証事業を開始しました。藤沢市の介護事業所に「CareWiz トルト」を無償で提供し、歩行解析及び共有機能を活用することで在宅医療・介護サービスの質の向上を図ります。
「CareWiz トルト」は歩行の様子を日常的に撮ることで利用者の変化を非接触で見える化し、スタッフ間で動画を通した意思疎通を図ることによる情報連携の円滑化を実現するサービスです。介護サービス事業者、医療機関、福祉用具供給事業者等の関連事業者をAIでサポートします。
「デジタル田園都市国家構想」の実現に向け、自治体における介護のデジタル化・DX推進の社会的要請が強まっています。しかし、超高齢社会や労働力人口の減少の進行で医療専門職の人手不足が深刻化しており、先ずはデータを利活用した科学的介護の実践や遠隔技術による業務効率化の実現が必要不可欠です。
このような背景のもとエクサホームケアは、通所介護事業所、小規模多機能型居宅介護事業所、福祉用具事業所等の介護に関連する多職種の事業者向けに、デジタルを利活用した非接触での新しい情報連携の実現に向けて、藤沢市と共同で歩行分析AIサービス「CareWiz トルト」を活用した実証事業を開始しました。
藤沢市は新たに「藤沢市スマートシティ基本方針」を定め、市民一人ひとりに寄り添ったサービスの提供を通じて、市民生活の質の向上を実感できるスマートシティの実現を目指しています。実証事業を機に藤沢市を起点として、さらなるDX化の推進やAIの社会実装によって、より豊かな社会の実現していきます。
エクサウィザーズとエクサホームケアは、同様の取り組みを他自治体においても展開することで介護のデジタル化・DX推進をさらに加速させ、地域でケアを受ける全ての人が心豊かな暮らしを送ることのできる新しい地域包括ケアの実現を目指します。
出典:PR TIMES
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