カルビーがAI×SaaS生産スケジューラ「最適ワークス」を導入
最終更新日:2022/08/31
カルビー株式会社が生産計画業務の改善・効率化のために、スカイディスクのAI×SaaS生産スケジューラ「最適ワークス」の導入を開始しました。
このAIニュースのポイント
- カルビーがAI×SaaS生産スケジューラ「最適ワークス」の導入を開始
- 製造条件をデータとして設定しておくことで、AIが条件を考慮した生産計画を立案
- 生産計画の立案・修正業務の業務負荷を軽減し、作業標準化により属人化リスクを解消
カルビーは湖南工場(滋賀県湖南市)において、生産計画業務の改善・効率化のために、株式会社スカイディスクの製造業向けAI×SaaS生産スケジューラ「最適ワークス」の導入を開始しました。
「最適ワークス」は、あらかじめ設定した条件を加味して、AIが生産計画を立案するAI×SaaS 生産スケジューラです。特有の製造条件をデータとして設定しておくことで、担当者に代わって条件を考慮した生産計画を立案します。
製造業において生産計画とは「何を、いつまでに、どれくらいの量を生産するのか」に関する計画のことを指し、納期などの諸条件を満たすように計画を立てなければなりません。
ポテトチップスなどのスナック菓子を専用の設備・ラインで製造しているカルビー湖南工場では、定番のロングセラー製品に加え、季節限定・地域限定など様々な展開を行なっています。多岐にわたる製品群は、それぞれに特有の工程や製造条件が存在することから、生産計画を立案する業務自体が非常に複雑化しており、計画立案に1時間/日 以上の時間を要していました。また、計画遅延や変更があった際の再立案も大きな業務負担となり、属人的な業務であることも課題とされています。
「最適ワークス」では、設定変更を簡単にする部分にAI技術を活用。計画担当者がアウトプットを見て初めて気付くような、長年のノウハウ(暗黙知)が製造現場にある前提で開発されています。改善の過程で言語化されたノウハウを追加設定していくことで、正確な要件定義に到達が可能です。そのため、シンプルな操作性により、計画修正・再立案の操作が容易にできます。
カルビーは複雑化した生産計画立案・修正業務の負荷を低減しながら、生産性を最大化し、属人化解消により安定的かつ効率的に生産計画を立案できる体制の構築を目指すとしています。
出典:PR TIMES
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