CAC、AI-OCRや生成AIを活用し、医薬品開発における症例経過情報を自動生成する「Narrative Gen」の提供をスタート
最終更新日:2024/08/13
CACは、AI-OCRや生成AIを活用して、医薬品開発の安全性情報管理業務で症例経過情報を自動生成するサービス「Narrative Gen」の提供を開始しました。
このニュースのポイント
- 医薬品開発の安全性情報管理業務において、症例経過情報を自動生成するサービス「Narrative Gen」を提供開始
- AI-OCRや生成AIを活用し、症例経過情報作成にかかる作業コストを大幅に削減
- 多様な情報源に対応し、項目自動認識で自由なレイアウト設計が可能。テキスト情報のないPDFや日本語・英語にも対応
株式会社シーエーシー(CAC)は、AI-OCRや生成AIを活用して、医薬品開発の安全性情報管理業務で症例経過情報を自動生成するサービス「Narrative Gen」を、2024年8月5日(月)より提供開始しました。
医薬品開発における安全性情報管理業務は、副作用や有害事象の情報収集、分析、評価、報告を行うため、多くのデータ処理と手作業が必要です。これによりヒューマンエラーのリスクが高まり、処理には多くの時間を要します。また、日本の法規制は海外よりも症例対象が多く、業務プロセスが複雑であり、高度な専門スキルと高品質な作成が求められます。
「Narrative Gen」では、AI-OCRや生成AIといった先進技術を活用し、インプット情報(MR報告・文献)をもとに、規制当局への報告フォーマットに沿ってナラティブを含む症例報告文章を自動生成します。
「Narrative Gen」の機能には、 様々な情報源の様式を自動認識し自動的に必要な情報を抽出したり、AI-OCR機能によりテキスト情報のない画像PDFの利用も可能です。また、項目を自動で認識するためレイアウト調整が不要なうえ、日本語と英語の情報源にも対応しています。
「Narrative Gen」を利用することで、安全性情報管理業務における症例経過情報作成にかかる作業負荷と時間を大幅に削減でき、人的ミスによる記載漏れや不備の防止が期待されます。
出典:PR TIMES
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