製造業や介護現場で使える異常検知AI。BODとワンダーアイがリリース
最終更新日:2022/08/15
BODはワンダーアイ、Aliceは、共同開発プロダクト、AIクラウドカメラサービス「AI検知トゥデイ」をリリースしました。
このAIニュースのポイント
- BOD、ワンダーアイ、Aliceは共同でAI検知トゥデイをリリース
- 同プロダクトは、危険エリアへの侵入や不法侵入への自動検知機能と、アラート通知機能を兼ね備えたAI搭載クラウドカメラサービス
- 主に、工場や製造現場、介護現場での需要があると想定し展開しています。
BPOサービスを提供する株式会社BODは、国内にファシリティ基準Tierの信頼度最高ランクに相当するデータセンターを保有する株式会社ワンダーアイ、AI画像解析技術を用い、業界に特化したDX事業構築を行う株式会社Aliceとの共同開発プロダクト、AIクラウドカメラサービス「AI検知トゥデイ」をリリースしました。
「AI検知トゥデイ」は、危険エリアへの侵入や不法侵入への自動検知機能と、アラート通知機能を兼ね備えたAI搭載クラウドカメラサービスです。現場の変化を、迅速かつ多方面に気付かせることに加え、現場のやり取りや映像などのエビデンス保持も可能になっています。主に、工場や製造現場、介護現場での需要があると想定し展開しています。
現段階での特徴は3つあります。
1つ目の 情報連携の早さ・広さは、AI搭載カメラで検知した異常はパトランプ点滅とともに管理室や各スタッフのスマートフォンに音声で一斉送信されます。通知に気付きやすく、対応可能なスタッフがすぐに現場に駆け付けやすい仕様になっています。オプション加入により、音声をテキスト化し可視化、異常情報の即時共有が可能になり、初動対応をより迅速にするサポートも可能です。
2つ目のAI搭載カメラによるエビデンス保持は、異常発生時の現場のやり取りはテキストログで確認可能や映像でエビデンスを保持することもできるので、異常発生の経緯の振り返りなど、オペレーションクオリティの改善にも活用できます。
3つ目の設置場所を選ばない、据え置き設置のモバイル型自動監視システムは、従来の工事が必要な設置型に加え、設置場所の選択肢を広げた現地スタッフでも組み立て可能のモバイル型タイプも同時リリースとなります。伸縮性ポール(最大4.5m)をソーラーパネルと固定し、ポールにカメラを取り付けするだけで設置完了となります。ソーラーパネルが無くてもフル充電で3日維持することが可能です。
なお、サービスの発展性は、今後のDX課題に即したSNSとの連携や、人の転倒検知機能も実装予定となっているとのことです。
出典:PR TIMES
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