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BCG、職場でのAI活用に関する意識調査を15の国で実施。全体の利用率は昨年比2倍であるものの、日本は利用率最低

最終更新日:2024/07/04

ボストンコンサルティンググループは、 日本を含む世界15の国と地域で、職場でのAI活用に関する意識調査を実施しました。全体での利用率は昨年の2倍以上になるものの、日本は利用率・AIへの信頼感がともに最低であることが判明しました。

このニュースのポイント

  • 職場における生成AIの活用率が半数超え
  • AIや生成AIを活用している人の約半数が、今後のAIの進化で、10年後自分の仕事がなくなると不安に
  • 日本は、調査対象国中で、「確信している」割合が最も低く、「不安を感じている」割合は最も高いという結果に

経営コンサルティングファームの、ボストンコンサルティンググループ(BCG)は、日本を含む世界15の国・地域において、経営幹部から従業員までを含む1万3,000人以上を対象に、職場におけるAI活用に関する意識調査を発表しました。

今回の調査は、企業が生成AIの試験運用を終えて、組織基盤に統合しはじめる過渡期に行われました。働き手が生成AIにふれる機会も昨年に比べ増えており、特に従業員の生成AI活用については顕著な変化がみられました。

「AIが仕事に与える影響」について意識調査を行ったところ、「効用を確信している」と回答した人の割合は42%と、昨年の26%から増加しています。一方、「不安を感じている」の割合も昨年から5%ポイント増加しました。

生成AIの利用率についての調査では、「生成AIツールを日常的に使用している」と回答した従業員の割合は52%と昨年の2倍以上、うち43%は業務にも使用していることがわかりました。

利用者のうち58%が、生成AIツールの利用で週に少なくとも5時間を節約できていると回答しており、節約した時間は、より多くの業務遂行や、更なる生成AIの利用法を探るといった時間に充てられています。

また、日常的に使用していると回答した内の約半数が、AIや生成AIの進化によって今後10年で自分の仕事がなくなるかもしれないと考えている一方、全く使用していない人ではこの割合は24%でした。

調査結果を地理的な観点で見ると、ブラジル、インド、ナイジェリア、南アフリカ、中東諸国といったグローバルサウスの国々の回答者が、生成AI活用の効果をより確信していることが明らかになりました。日本は「確信している」の割合が調査対象国中最も低く、「不安を感じている」の割合は最も高くなっています。

業務での使用率についても同様の傾向が見られ、グローバルサウスの国々では、経営層から従業員まで、生成AIを日常的に使用する人の割合がグローバルノースの国々より高いという結果になりました。日本ではこの割合が経営層では76%と概ね高いものの、管理職で31%、従業員で16%と調査対象国中最低でした。

レポートの共著者であるBCGパリ・オフィスのマネージング・ディレクター&パートナー、Vinciane Beaucheneは「職場への生成AI導入が進み、働き手一人ひとりがその便益を実感しはじめています。従業員自身が、生成AIツールを使用することで節約された時間を価値とやりがいのある活動に活用できるようリスキルし、組織やオペレーションモデルを再構築する必要性も実感しつつあるようです」とコメントしています。

出典:PR TIMES

AIsmiley編集部

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