生成AI

最終更新日:2024/10/10
アットホームラボは、家具や装飾などのインテリアを配置したホームステージング画像をAIが自動生成する「AIホームステージング」プログラムに関する特許を取得したことを発表しました。
このニュースのポイント
データ解析事業のアットホームラボ株式会社は、部屋の構造やテクスチャーを維持しながら、家具や装飾などのインテリアを配置したホームステージング画像を自動生成する「AIホームステージング」プログラムに関する特許を取得したことを発表しました。
ホームステージングとは、販売や賃貸の住宅をモデルルームのように演出することを言います。「AIホームステージング」プログラムは、画像生成AIを利用して、部屋の構造や間取りを維持しつつ、適切に家具や装飾を配置したホームステージング画像を自動生成する技術です。このプログラムは、一般的な画像生成AIの限界を克服し、部屋の特徴を反映したインテリア配置を実現します。
関連する特許(特許第7542898号)は、2024年8月23日に登録されています。Stable Diffusionを基にしたファインチューニングモデルと間取り保持ネットワークを組み合わせることで、部屋スタイルに合った画像生成を可能にします。
ホームステージング画像は、バーチャルで物件画像に家具等を配置し魅力的な室内を演出することで、消費者に住居の魅力を伝える重要なツールですが、従来は手作業で作成するため時間とコストがかかりました。最近の画像生成AIの進展により画像生成が容易になったものの、家具配置にはまだ課題があります。
この課題に対応するため「AIホームステージング」プログラムが開発されました。これにより、制作コストや納品期間を短縮し、専門的なスキルがなくても画像を作成可能に。また、様々な部屋スタイルを提供することで、不動産会社は消費者に合わせた提案ができるようになります。
アットホームラボは、今後も今回取得した特許技術をベースにAIホームステージングを更に進化させていくとコメントしています。
出典:PR TIMES
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