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最終更新日:2025/10/14
AMDとOpenAIは、総量6GW相当のAMD GPUを順次導入する、戦略的パートナーシップ契約を締結しました。本契約により、複数世代にわたるハードウェア・ソフトウェアの協業体制を強化します。
このニュースのポイント
米AMD社と米OpenAI社は、2025年10月6日、合計6GW規模のAMD GPUを活用してOpenAIの次世代 AIインフラを構築する、戦略的提携契約を発表しました。初回導入は、2026年後半よりAMD Instinct MI450シリーズを使った1GW相当で開始予定です。
本契約により、OpenAIはAMDの中核戦略コンピューティングパートナーとして、AMD Instinct MI450シリーズおよびラックスケールAIソリューションから将来世代に至るまで、AMDテクノロジーの大規模導入を推進します。
両社は、製品ロードマップを最適化するために技術的専門知識を共有します。これにより、MI300XからMI350X世代の協業を踏まえた、今後の世代にもわたるハードウェア・ソフトウェア連携を強化します。
本契約の一環として、AMDはOpenAIに対して、最大1億6,000万株を対象とする普通株式ワラントを発行しました。このワラントの権利確定は、段階的(トランシェ方式)に行われます。初回は、1GW相当の導入達成後に最初のトランシェが確定し、最終的に6GW購入時点で全権利が確定します。
また、適用にはAMDの株価目標への到達や、OpenAIによる技術的および商業的なマイルストーンの達成といった条件が付されます。
今回のパートナーシップ契約により、両社は革新力と実行力を結集します。AIコンピューティング基盤の大規模展開を支える体制を強化するとともに、急速に拡大するAI需要に対応できるインフラ整備を促進します。
出典:OpenAI
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