Amazon、ビジネス向けの生成AIアシスタント「Amazon Q」を発表
最終更新日:2023/12/05
AWSがビジネス向け生成AIアシスタント「Amazon Q」を発表しました。データを基に関連性の高い提案を生成し、多くのビジネスアプリと連携可能です。
このAIニュースのポイント
- Amazon QはAmazon Web Servicesが開発したビジネス専用の生成AIアシスタントで、企業が蓄積したデータを基に関連性の高い回答や提案を生成可能
- Amazon S3、Salesforce、Google ドライブ、Microsoft 365など40以上のビジネスアプリケーションと連携可能で、企業内の既存システムとの統合を容易にする
- 料金設定は競合他社の同種サービスと比較して手頃で、ビジネスプランは月額20ドル、ビルダープランは月額25ドルで提供され、中小企業から大企業まで幅広い顧客層に対応可能
Amazon Web Services(AWS)は、ビジネス利用に特化した生成AIアシスタント「Amazon Q」を発表しました。このサービスは、企業が蓄積したデータを基に、関連性の高い回答や提案の生成が可能です。Amazon Qは、Webブラウザからプロンプトを入力するだけで、日常業務を支援する機能を提供します。また、AWS自身に関する質問にも対応しています。
Amazon Qは、Amazon S3、Salesforce、Google ドライブ、Microsoft 365、Gmail、Slack、Atlassian、Zendeskなど40以上のアプリケーションと連携可能です。そのため、各企業で導入されている既存システムの大半に対応可能であり、連携が容易です。さらに、Amazon QuickSightやAmazon Connectとも連携しており、ビジネス分析や顧客対応の手間を減らすこともできます。
料金プランは、ビジネスプランが月額20ドル、ITプロフェッショナル/開発者向けのビルダープランが月額25ドルと設定されており、他社の同種サービスと比べると比較的手頃な価格です。
また、Amazon Qは、ユーザーの役職や役割に基づいて対話を調節できるほか、管理者は回答のコンテキスト定義を設定したり、不要なトピックを制限することも可能で、企業情報の安全性も保たれています。
出典:Amazon
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