日吉・綱島エリアのAIオンデマンドバスにて仮想アテンダントが車内案内サービスを行う実証実験を開始

最終更新日:2024/12/26

AIで車内案内を行うPoC検証実施

東急バス、パナソニック、Community Mobilityは、横浜市港北区の日吉・綱島エリアで実証運行中のAIオンデマンドバスに、パナソニック システムデザインの「Smart Town Walker」を新たに導入します。

東急バス株式会社、パナソニックグループ、Community Mobility株式会社は、横浜市港北区の日吉・綱島エリアで実証運行中のAIオンデマンドバスに、パナソニック システムデザインの専属アバターによる省人化サービス「Smart Town Walker」を新たに導入します。

実正実験では、仮想アテンダントがバス車内に設置されたモニターを通じて、天候情報や車両挙動（発車・停車、カーブ走行など）に基づいた乗客向け車内アナウンスを行います。

また、車両位置に応じたスポット情報や、行政･地域･特売情報も提供し、利用者の利便性とホスピタリティの向上を検証します。実施期間は2024年11月25日から2025年3月31日までです。

日吉・綱島エリアでは、駅開業や人口増加、狭い道路や急な坂のため大型車の運行が難しく、新たな移動手段の需要が高まっています。これを受け、日吉・綱島エリアでは国土交通省の「共創モデル実証プロジェクト」の一環として、2024年9月16日からAIオンデマンドバスサービスの実証運行を開始。今回は、新たにパナソニックの「Smart Town Walker」を加え、新規移動サービスの実装に向けて取り組みます。

具体的には「Smart Town Walker」の専属アバターが、バス車内に設置したタブレット画面を通じて、声や映像で忘れ物の喚起や観光スポットの紹介をします。これまで乗務員がワンマンですべて行っていた乗客向け車内アナウンスや、車両位置に応じたスポット情報、地域ニュースなどの情報提供をAIが行うことで、乗車機会や需要の変化、一般路線バスへの導入可能性を検証します。

出典：PR TIMES

AIsmiley編集部

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