AI音声プラットフォーム「CoeFont」過去音源からAI音声化を実現
最終更新日:2022/08/08
CoeFont は、AI音声プラットフォームを用いて、デジタルハリウッド大学・杉山学長の”声”のAI音声化に成功しました。
このAIニュースのポイント
- AI音声プラットフォーム「CoeFont」が、過去の音源からAI音声化に成功
- 最新のAI音声合成技術を活かし、手軽にAI音声を作成できる
- 声を失う可能性のある人に対して、失われていく声の再現が可能
AIを利用したサービスの開発・提供を行うCoeFontは、AI音声プラットフォーム「CoeFont」が持つ独自のAI音声合成技術を用いて、デジタルハリウッド大学・杉山学長が過去に行った講演等の音源からAI音声を生成することに成功しました。
AI音声プラットフォーム「CoeFont」は、最新のAI音声合成技術を活かし、「声」を手軽かつ表現力豊かな「フォント」のようにすることをコンセプトにしたAI音声技術です。
従来では、50万円・10時間以上の収録を必要としていた音声合成を、同社サービスでは500円・15分の収録で、自然な発声のできる「CoeFont(AI音声)」を作成し、クラウド上で公開できます。他ユーザーのCoeFontを利用したAI音声の作成も可能です。作成したCoeFontが利用されるたびに作成者に収益として還元され、APIを利用してアプリやウェブサイトに組み込むこともできます。
CoeFontはデジタルハリウッド大学から、「筋萎縮性側索硬化症(ALS)であることを公表した杉山学長が声を失った後も、AI音声合成によって自由に声を発することはできないか」という相談を受け、共同プロジェクトを発足しました。
通常は、高品質なAI音声を生成するために本人の声による収録を推奨しています。しかし、今回のプロジェクトではAI音声の社会実装に向けた特別な試みとして、新たに音源を収録せず、学長が過去に行った講演等の音源から良質な音声を選別してAI音声の生成に挑戦、成功しました。
同社は、病気により声帯摘出を行う予定のある人や今後ALSの症状の進行により、”声を失う可能性のある人”に対して、AI音声プラットフォーム「CoeFont」の無料提供を実施。今後も引き続き、音声が解決できる課題に真摯に向き合い、誰でもAI音声を利用できる環境を作り出すことで社会に貢献するとしています。
出典:PR TIMES
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