生成AI

最終更新日:2024/02/20
NTTネオメイトとネクストジェンが、CPaaS基盤を活用した電話対応ソリューションの提供を開始。
留守番電話の録音内容を文字で確認することができる「AIボイスメール」など、電話にまつわる幅広いサポートに対応します。
このAIニュースのポイント
この機能は、ネクストジェンのグループ会社が提供するCPaaS基盤『pluscomm』と、NTTネオメイトの市場ニーズを組み合わせ、音声通信とWebサービスを融合したソリューションとして企画・開発されました。
このプラットフォームを活かして、AIボイスメールをはじめとした電話にまつわる幅広いサポートに対応します。
CPaaSとは「Communications Platform as a Service」の略で「通信機能をAPIで接続するクラウドサービス」を指します。
通話やSMS、音声・映像による会議システム、通話録音・音声認識、IVR(自動音声応答)など、通信サービスやバックオフィスで利用されているシステムの間を、APIを利用して接続する技術を用いたものです。
それを基盤として開発されたのが、クラウド向けAPIプラットフォーム「pluscomm」です。
音声チャネルにリアルタイムコミュニケーション機能などを簡単に融合することができます。
コンタクトセンターなどにおける音声電話の発信・録音に加え、IVR(自動音声応答)やビデオチャット、SMS送信、資料共有、映像を介したミーティングなどにも活用が可能です。
今回ご紹介する機能は、留守録を文字で確認することができる 『AIボイスメール』です。
利用者からの伝言メッセージがテキスト化されるだけでなく、その文章をSMS、メールに自動転送してくれます。
スマートフォンなどへプッシュ通知で知らせることも可能なため、迅速なやり取りをサポートすることができます。
音声だけでなく文字としても記録を残すことができるため、聞き逃しを防いだり、いつどこにいても内容を確認しやすくなりますね。
仕事が忙しい方や、お年寄りの方にとっても需要の高い機能だと思われます。
また、新型コロナウイルス感染対策のサポートにも対応しています。
ワクチン接種希望者に自動音声で予約対応をする『ワクチン接種自動予約支援システム』や、電話やSMSを自動発信し感染者の安否確認をする『感染症患者安否確認支援システム』など、病院や自治体の負担軽減に貢献しています。
安否確認や問診結果の確認、報告用レポート作成、軽症患者の経過観察などの作業を自動化することができるという点も魅力的です。
留守録をすぐに聞ける状況じゃない、内容が多かったり聞き取りにくくて何度も聞き返さなければならないなど、意外と不便なシーンってありますよね。
今回の機能を利用すれば、そういったストレスを軽減させたり、文書として書き起こす手間を省いて業務効率化をサポートすることができます。
機械を操作ことに苦手意識を持っているお年寄りの方にとっても、とても嬉しい機能ですね。
これから導入事例が増えていくことが期待できそうです。
出典:PR TIMES
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