AI inside、生成AIの活用実態・意向について調査を実施
最終更新日:2023/09/29
AI insideは、生成AIの活用実態・意向について調査をしました。結果ビジネスでの継続利用者はわずか7.8%との結果が出ました。
このAIニュースのポイント
- AI insideは、正社員および経営者・役員として働いている20〜59歳の男女1,161名を対象に、生成AIの活用実態・意向について調査を実施
- 調査の結果、生成AIの認知に関しては55.5%で、生成AIをビジネスで継続して利用している割合は7.8%
- 職場で活用する生成AIサービスを選定する際に重視するポイントでは、セキュリティの信頼性の高さが1位
AIプラットフォームを提供するAI inside株式会社は、正社員および経営者・役員として働いている20〜59歳の男女1,161名を対象に、生成AIの活用実態・意向について調査を行い、2023年9月26日に結果を発表しました。
まず、生成AIの認知について、知っている又は聞いたことがある方は回答者の約半数55.5%にとどまりました。生成AIの注目度の高さと比べると、生成AIという言葉はまだ世の中に浸透していないことが分かります。
さらに、生成AIのビジネス活用状況について継続利用している方がわずか7.8%という結果でした。ビジネスにおいては回答の正確性への懸念、使い方のイメージがわかない方が多く、生成AIを活用するハードルが高いと感じている方が多いことがわかりました。
また、生成AI認知者が生成AIサービスを選定する際「セキュリティの信頼性の高さ」が1番の重視ポイントでした。また、回答精度の高さや、費用対効果が上位の理由で、個人ではなく会社としての判断が求められるサービス選定のシーンではセキュリティ面、精度面、費用面に対する意識が高くなることが分かりました。
結果として、生成AIはあらゆる企業・団体のDXを加速させる革新的なテクノロジーとして大きな期待が寄せられている一方で、実際のビジネス現場では導入に関しては慎重な姿勢が見受けられることが分かりました。
今回実態調査を行ったAI insideは、独自の日本語LLM「PolySphere-1」の開発や、セキュアな環境で生成AIを活用できるAI統合基盤を提供しています。また、あらゆる業務を汎用的に支援するAIエージェントの開発や「生成AI・LLM伴走型リスキリングプログラム」の提供も行っており生成AIの導入や活用をサポートしています。AI insideは、今後も生成AIサービスの提供と伴走支援を行うことで、あらゆる企業・団体の生成AI・LLM活用とDX推進に貢献していくとコメントしています。
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